こんにちは!
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、絡み合った心の糸を解きほぐし、
本当に自分が望む問題解決へのお手伝いをしています。

街はクリスマス、年末年始など、何とも賑やかさを感じますね。

購買意欲もそそられます。

ボーナスが出たから、今年も頑張ったから、○○がうまくいったから、と

自分にご褒美をあげよう!という人も多いかと思います。

私もしますよ、大抵はプチですけど。
本当に欲しかったものを買うとか、おいしいものを食べるとか、
今日はゆっくりするぞとか、そんなものです。

買うということだけじゃなく、時間でも、人でも、
自分が心地よい・満足・楽しいと感じるものなら何でもいいです。

頑張ったなという区切りにもなるし、次への切り替えや、やる気につながると感じています。

自分にご褒美

【自分にご褒美】=【自分を認め、自分を楽しませるもの】だと私は思うので、
収入や行動に見合わない程のものを与えたり、いつもいつも与えるというのでなければ、
やったらいいですよ、とおススメします。

ですが、自分にご褒美なんてとんでもない!そんなことしたことがない!という人もいますね。

「そんな余裕はないから」「夫が許してくれないから」という声も聞こえるけど、
正規で働いていても、パートでも、専業主婦でも、自分の収入があるない、
多い少ないに関係ないです。

そういう人たちは、お金や時間に余裕があれば、【自分にご褒美】するのか?
というと、そうではないのですよ。

できない理由を考えるのは、簡単ですから。

それは、お金の問題ではなく、感覚や思い込みの問題だからです。

 感じたくない感覚

・自分には価値がない

・自分は楽しんではいけない

・自分は欲しがってはいけない

・頑張ることが普通(頑張り続けなければいけない)

という感覚や自分を縛る思い込みは、恐怖や悲しみや孤独感を伴い

『私なんかが、楽しんじゃだめだ』という感覚を常に持つということになります。

【自分にご褒美】するということには、本当は感じたくない、これらの

イヤな感覚(恐怖、悲しみ、苦しみ、孤独感)を実感するとともに

『私なんかが楽しんじゃってごめんなさい』という罪悪感までもが引き出されてしまうので、

【自分にご褒美】したくないし、できないのです。

 

そして、自分ができないからこそ、【自分にご褒美】している人をうらやんだり、
ねたんだり、批判したりしてしまうのです。

 

 

私の友達が、「夫がボーナスで○○を買ったのよ!私には何も買ってくれないのに!」
と怒っていたのですが、話を聞いていると、「お前も欲しいものがあったら買って
いいよ。○円くらいまでならね」と言われたというのです。

「じゃ、買えばいいんじゃない?」という私に

「買ってもいいよって言われたって、一緒に買いに行ってくれるわけじゃないから…。
何だか勝手にお金を使うみたいで…買えない。今、欲しいものって何かな…?」

自分の欲しいものがわからず、一緒に買い物に行こうとも言わないで、
与えてくれることを望んで…

買っていいのに、買ってくれないと怒る。

私には???です。

まさに、『私なんかが…』という感覚ですね。

 

 

 

自分の存在に自信や価値がないと感じている人は、自分の気持ちや、
目に見えないものを信じることが苦手で、相手を優先させるクセがあります。

例えば、
何かを買うとき、自分が欲しいという気持ちより、値段などを重視して判断する。
プレゼントや、電話の数、メッセージの数やレスの速さなどで相手の愛情を量ろうとする。
伝えることはしないで、わかって欲しいと思っている。など

 ご褒美しすぎることも

収入や行動に見合わない程のものを与えたり、いつもいつも与えるというのでなければ、

と始めの方に書きましたが、ご褒美しすぎることも問題です。

しすぎることも、結局、ご褒美できないことと同じように、
低い自己価値感や罪悪感を感じたくないための行動で、それが過度に表れているからです。

「私はこんなことができるくらい価値ある人なのよ」と自分にも他人にも見せつけることで、
イヤな感覚を感じなくて済んでいる状態と言えばわかるでしょうか。

それに加えて、いつもご褒美を目標にして頑張る、というやり方は、
「自分は楽しむためには苦しまなければいけないのだ」
「もっともっと、いつまでも頑張り続けなければならないのだ」と
自分を自分で追い立てているのかもしれません。

このやり方は、いつか自分を追い込み過ぎて、知らず知らずに心も身体も
疲れすぎて、エネルギー切れを起こしてしまうかもしれません。

それが、いわゆる『うつ』と言われる状態です。

 

【自分にご褒美】できない、しすぎるということには、自分が感じたくない感覚が
隠れているのです。

それが、何なのかを見つめていくと、【ご褒美】してもしなくても、

【自分を認め、自分を楽しませるもの】が自然と楽に取り入れられるようになると思います。

 

では、また~。

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