今日は、高校の卒業式があったようで、小さな花束を持った制服姿を見かけました。
彼らは、制服にそでを通すのが最後なんだな~かわいいな~なんて思いながら。

こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピストの待鳥智美(まちどりともみ)です。

セクシャリティな悩み

今日は、セクシャリティは「人間としての性の在り方」という広い意味で用いています。

セクシャルマイノリティーについての話題は耳にする機会も増えてきました。

しかし、自分のセクシャリティについて、本音を話す機会は、まだまだ少ないと感じています。

自分のセクシャリティについて、違和感や嫌悪感、拒絶感を感じている方はとても多く、それが、悩みや生きづらさにつながっていることが多くあります。

○いつも自分が何者なのかわからない不安がある

○自分のセクシャリティを隠すような服装や言動をする

○自分のセクシャリティを過度に強調する服装や言動をする

○自分を責めたり、否定するクセがある

○セクシャリティな話題が過度に苦手またはそればかり話してしまう

○異性または同性が怖い

○人を信じることができない

○いつも緊張していたり、不安が強かったりする

セクシャリティの問題は、産まれてからずっと、自分の意志にかかわらず、意識させられる場面があふれていますよね。

それだけに、自分の在り方の土台の一部となるものなのです。

そこに、違和感や嫌悪感、拒絶感などの不安定さがあるということは、土台が揺らいでいることになり、その上に築いていく【自分とは】というものも不安定になりがちです。

つまり、自分の悩みや生きづらさにつながっているということです。

原因になりやすいもの

きっかけや原因になりやすいものに次のようなものがあります。

・親が望む性別ではなかった(家を継ぐため、兄弟間に異性・同性を望むなど)

・性的虐待(自分が被害者、面前)、チカン、セクハラに遭った

・親自身がセクシャリティ問題を抱えていた

ありのままの自分が受け入れられるという感覚は、安心や安全の感覚を育て、自己肯定感を高めるために必要不可欠です。

自分では変えようがないセクシャリティの部分(ありのまま)が、産まれてすぐから親に受け入れられることで安心して自分を肯定することになります。

その後も、誰にもその安心や肯定感が侵されないことが、自分の人生を生きる安心、自信になることは、わかっていただけることと思います。

逆に、ありのままが受け入れられなかったり、誰かに侵されたりすると、安心して自分を肯定することができなくなるというわけです。


性的虐待、チカン、セクハラに遭った場合、その恐怖や悲しみ、苦しさ、怒りなどの強い感情を、適切に吐き出して、受け止めてもらい心のキズを癒していくことが必要です。

外に出すことができないと、恐怖や悲しみ、苦しさ、怒りなどは、自分の中にずっととどまり、相手を恨み責めるということや、忘れたいと思い続けるということで、こだわりになり続けます。

または、矛先が自分に向かい「自分が悪かった…」「自分は汚い」と自分を責めたり、嫌悪することになってしまいます。

親の希望に応えられなかった
親に自分のセクシャリティを嫌がられた
親の希望を押し付けられていた
など、日常的に受け取っていた親からのメッセージも、同じように親や自分を責めたり、嫌悪したりし続け、生きづらさにつながることになります。

話をしてみることから

自分の話をしっかり聞いて受け止めてくれる相手に、話してみることから始めてみてはどうでしょう。

話をして、抑え込んでいた感情を吐き出すことから、癒しは始まります。

その相手は、驚き過ぎたり、アドバイスをしてきたり、「そのくらい…」と流したり、「かわいそう」と同情したりするような人ではないことが望まれます。

身近に思い当たらない場合は、心理カウンセラーや心理セラピストという専門の人を頼ることも試してみて欲しいです。

デリケートな内容でもあり話しづらい、自分でも思い出したくないので忘れたことにしていた、などあっても当然かと思います。

心理セラピーでも、違うテーマでのセッションの中で、「実は…」とお話しされることも、急に思い出してしまうことも(フラッシュバック)ありますが、その場合も誠心誠意対応させていただきますので、ご安心ください。

それから、自分の土台をしっかりと安定したものにすることで、日々の生きづらさの重さから解放され、軽やかに歩んでいけるように、サポートさせていただきます。

セクシャリティの問題は、性的自認、性的指向ということも含めながらも、それだけでなく、自分の在り方や肯定感という生きる上でも根幹にかかわるものです。

セクシャリティの不安や過度のこだわりなどが軽減されることで、悩みや生きづらさも軽減されることと思います。

では、また~。


待鳥智美
心理セラピーセッション・心理カウンセリング

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