『他人と一緒に居るのが苦痛。
一人の方が楽。
でもいつも一人でいる自分はダメな気がする。
この先、友達は…恋愛は…仕事は…結婚は…どうなるんだろう??』
これって、最近よく聞く悩みなんです。
どうして、他人と一緒が苦痛なのでしょうか?
この悩みは、
一人が好きなのではなく、むしろ一人でいることは怖い。
けれど、他人とのかかわりやつながりがわからない、怖い。
と思うことから来ています。
どうしてそう思うようになったのか、
解決するにはどうしたらいいのかを詳しく書いてみました。
こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、絡み合った心の糸を解きほぐし、
本当に自分が望む問題解決へのお手伝いをしています。
一人が楽
一人が好きなのではなく、一人が楽っていうだけ。
「一人が好き」ならそれでいい。
「一人が好き、でもみんなといるのも好き」それもあっていい。
けれど、そうでないから悩んでいるのですね。
『リアルなつながりは面倒くさい、イヤ。
SNSでいっぱいつながってるからいいの。それがラク』
リアルでは目立たない、SNS上では自己アピール、承認欲求がすごい。
ディスられたり炎上したら切る、消えるということを繰り返す。
というのも同じようです。
「周りの人がいい人ばかりだったらいいのに」
「私が本音を言っても受け止めてくれればいいのに」
そんな風に周りに変化を求めても、周りの対応に期待しても
何も解決しません。
自分が、きめているからです。
「人とかかわることは怖いことで、我慢が必要だ。
でも、一人も怖いことだ。」と。
どういうことなのか、ある女の子の話を、例に見てみましょう。
ある女の子の話
ーーーある女の子の話ーーー
「ママは、みんなと仲良くしなさいって言うの。
ちょっとお友達と口喧嘩をしただけでも、早く仲直りしなさい!
嫌われちゃうよ!いじめられたらどうするの?って怒ったり、
とても心配したりするの。
でも、ママは、○○ちゃんママと会った日は、必ず家で悪口を言ってるわ。
お友達とランチに行った後も愚痴ばっかり。
私はそれを仕方なく聞いてあげるの。
ママは、時々は怒るけど、優しい。
でも、何だかいつも私をしっかり見てない感じ。
妹が生まれたから仕方ないけど。
パパはいつもお仕事で疲れたって言うのが口ぐせ。」
さて、この女の子が学ぶのはどんなこと?
・人は表の顔と裏の顔があって、ウソをつくものだ
・人は私のことを本当に好きにはならない
・人の話は我慢してでも聞かなければいけない
・本音を言ってはいけない
・私は誰にも見てもらえない
・私は嫌われたら終わりだ
・私には居場所がない
女の子は、親との関わりから、人とのかかわりを意味づけました。
人とかかわることは我慢すること、怖いこと。
それ以外は知らない。
私はそうしなければ、誰にも受け入れてもらえない。
だから、誰かと一緒に居ることも、一人でいることも、苦痛だし怖い。
これからのかかわり方を選ぶ
人と一緒に居るには、分厚い仮面をつけて、我慢と緊張の連続。
→これでは、苦痛で当然。
だけど、一人でいる自分を感じることも怖い。
→だから、どうしていいのかわからず悩む。
どちらも選べない状態で固まってしまいます。
だから、幼い頃に、この家族の中で過ごすために学び、
身に付けたことが、
大人になって、苦痛で不必要ならば、古いものを手放して、
今の自分に必要なものを手に入れることが必要です。
我慢や孤独に心が傷ついていたなら、癒すことが大切です。
これまでは、人とかかわることは我慢や苦痛や恐怖としか
知らなかったことに気づき、
これからは、どんな人と、どういう風にかかわっていきたいのか、
一人でいることをどう感じたいのかを
選んでいけるようになるといいですね。
あなたは、選べますよ。
〇もっと仲良くなりたい
〇緊張せずに付き合いたい
〇本音でかかわりたい
〇一人の時間も楽しみたい
自分と誰か
どんなかかわり方をしたいですか?
では、また~。