あなたは、人に親切や優しくされるのが苦手
ではありませんか?

今日は、「人に優しくされるのが苦手」について
書いてみますね。

こんにちは。
【福岡・北九州】の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
人が怖い/人付き合いが苦手/親子問題/共依存など人間関係の悩みを解決しています。

人に優しくされるのが苦手

 

過剰でもなく
押しつけでもなく
見返りを求めるものでもなく

ただ何気ない親切や
本当に善意や親愛からの優しさや親切であっても

「すみません!」と謝ってしまったり

どうしたらいいのかわからなくなったり

つい反発してしまったり

 

「人に優しくされるのが苦手」で

優しくしてもらったことを拒否したり
遠慮したりしていませんか?

人に優しくされるのが苦手なのは

親の行動を見て学んだ鵜呑み

低い自己重要感・自己肯定感の問題が

関係しています。

人の優しさや親切が苦手

人に親切にされるのが苦手
優しくされるのが苦手

という人の理由は

 

居心地が悪く不安になるから

申し訳ない気持ちになるから

何か返ささなければ!と焦るから

と何だか嫌な気分になるという人や

 

バカにされた、見下されたと感じて腹が立つから

何か裏があるのでは?と疑うから

と怒りや不信感を持つという人もいます。

デメリット

人に優しくされて
このように嫌がる態度でいると

相手には不快感や違和感を抱かせたり
相手との心理的距離が離れてしまって
良好な関係を築けません。

 

 

 

また

人の優しさや親切が苦手な人は
自分が人に対して優しくすることも苦手で

◎思いやりや情で人に関わることができない

◎自己犠牲的な親切をしてしまう

◎余計なお節介やお世話をしてしまう

など

優しさや親切に関して問題を抱えやすいです。

 

優しくされるのが苦手な理由とは?

人の優しさや親切が苦手な人には

苦手になった原因があります。

 

それは

1.鵜呑み

2.低い自己重要感

です。

鵜呑み

鵜呑みとは
子どもが、親の言動を見て、肌で感じて
親の価値感や信念などをそのまま自分に取り入れることを言います。

・親が人の優しさや親切を素直に受け取らない人だった

・親切心を徒(あだ)で返された親を見ていた

・親が外では優しい顔でいて、家では罵詈雑言を言うような
二面性のある人だった

・親が過剰にお返しをする人だった

・親に優しくされたことがない

など

「人の優しさや親切」について
親と同じ価値観や信念、行動パターンを
自然に自分の中に取り入れ
それを嫌だ・不快と感じたのです。

 

また

幼い頃の親や周りの人からの振る舞いが
共感性や思いやりに乏しかったり
暴言・支配的だったりすると

人に親切にする
人に優しくする

という関わりを実際に体験できないので

人に優しくされることに

居心地の悪さや不安を感じるように
なってしまいます。

低い自己重要感・自己肯定感

幼い頃の親や周りの人からの振る舞いが
共感性や思いやりに乏しかったり
暴言・支配的だったりすると

低い自己重要感や自己肯定感

否定的でネガティブなセルフイメージ

持つようになります。

 

自分なんか
人に優しく親切にしてもらえるはずがない

と思い込み

人の優しさや親切を疑ったり、否定したりして
素直に受け取れなくなってしまいます。

人と思いやりを持って関わる

人の優しさを受け取らなくても
人に優しく親切にしなくても
生きていくことには別に何の問題もない

と思うかもしれませんが

それでは

殺伐とした、思いやりのない、人間味のない
人間関係になるではないでしょうか?

人との関わりを持てなくなるかもしれません。

幼い頃の自分への扱いに傷ついた心を癒し
自分なりの自己価値感を育て直すことで

自然に
人の優しさや親切を受け取って

また

人に優しく親切にする


give and take が出来るようになります。

そうすると

自然にお互いを思いやる関係性を築くことに
つながっていくでしょう。

 

あなたも、ぜひ適切な心のケアを
してみてくださいね。

 

では、また。