あなたの「イライラ」や「怒り」の原因や
きっかけに
「さみしさ」がありませんか?
例えば
●会いたい人、一緒に居たい人に
「仕事が忙しい」と断られたとき
●連絡を待っているのに
なかなか連絡が来ないとき
●わかって欲しい人に
わかってもらえなかったとき
●大切な人と離れたとき(別れたとき)
イライラ!ムカついてきて
「どうして!?」
「ひどい!」
「あなたのせいだ!あなたが悪い!」
「私を何だと思ってるの!?」
と
怒って相手を責めてしまうことありませんか?
このようなことを繰り返すと
相手と気持ちのすれ違いが起きて揉めたり
相手への気持ちが冷めたりして
関係がうまくいかなくなります。
今日は、「さみしさ」を持て余して「怒り」で発散してしまう心理について書いてみますね。
怒りより前にさみしさがあった
先ほど書いた怒りは
実は、心の奥では
・自分は大切にされていないと感じた
・自分をわかってもらえなかった
・ずっと一緒に居たかったのに叶わなかった
・自分の想いが相手に届かなかった
など、「怒り」よりも先に
「さみしさ」
を感じていたのです。
「さみしさ」を
感じたり表現したり出来なくて避けようとしたり
自分で受け止めきれなかったり
解消できなかったりするとき
無意識に
「怒り」の表現で相手を責めてしまうのです。
※怒りは、二次感情、代理感情と言われるのはこういうことですね
「さみしさ」で人間関係を壊してしまう
でも
これでは
本当は大切な人や一緒にいたい人を
傷つけたり
わかり合いたい人に本当の気持ちは伝わらず
揉めたりして
人間関係を壊してしまいます。
あなたも「さみしさ」で人間関係を
壊していませんか?
「さみしさ」で自分を傷つけてしまう
「さみしさ」を「怒り」にして相手に向けるのでは無く
さみしくなったのは
自分が悪かったんだ
自分のせいだ
と
「怒り」を自分に向けて
自分責めする人もいます。
そうすると
自分にストレスをかけたり
自己否定を強めたりして
自分を傷つけてしまうので
これもよくありません。
「さみしさ」を持て余すと、、、
「さみしさ」は
多くの人が感じたくないネガティブな感情の
1つだと思いますが
誰もが感じる感覚
知っている感覚でもあって
「さみしさ」を感じることは
誰も避けられるものではありません。
そうなると
「さみしさ」に過敏で
しかも、自分で受け止めたり
解消できないことが
(無意識とは言え)
「怒り」となって
本当は大切にしたい他人や、自分を
傷つけることになってしまいます。
不安定な愛着
「さみしさ」に過敏で、ストレスを貯めやすい
人間関係の問題を抱えやすい など
「さみしさ」を持て余すのは
幼少期に安定した愛着を築くことが出来なかったことが
大きな原因の1つにあります。
●親に無条件に愛情をかけてもらえなかった
●親から見放される恐怖を感じていた
●親がいつも忙しかった
●親が精神的に不安定だった
●家族の中で仲間はずれの感覚があった
このような場合
いつも、「さみしさ」を感じて
不安や恐怖にさらされることになり
親との愛着の絆がしっかりと結ばれません。
(不安定な愛着)
そして
不安定な愛着の人は
「さみしさ」を感じたくないと思うほどに
逆に、過敏になり
解消できずに持て余すことになって
人とのつきあいもうまくいかなくなってしまいます。
不安定な愛着は
大人になっても
「さみしさ」の取り扱い方や、生き方そのものや
人との付き合い方に影響を及ぼして
生きづらさや人間関係の悩みなどの原因に
なり続けてしまいます。
自分のためにも
大切にしたい人との関係のためにも
「さみしさ」の問題(愛着の問題)は
早めに解決することをおすすめします。
「さみしさ」がテーマの心理のワークショップ
「さみしさ」でをテーマに
心理のワークショップを開催します。
ぜひ、お気軽にご参加くださいね。
では、また。