こんにちは。
福岡・北九州にて、人が怖い・人付き合いが苦手など社交不安や、親子問題を解決しています。
心理セラピスト待鳥智美です。

 

悩んでいるとき、きっとたくさんの情報収集をしますよね。

そんな中で、悩みの解決に、心理セラピーがあると知っても
なかなか利用に踏み切れないことって
多いかと思うんです。

 

心理セラピーセッションで悩みを解決するとき、
幼少期を扱うのですが、

・もう忘れている

・何も問題ない

・今更、思い出したくない

・無関係でしょう?

・親を悪く言いたくない など

抵抗を感じるからかもしれません。

 

今日は、安心して心理セラピーを受けていただけるように
どうして幼少期を扱うのか?についてお話ししますね。

幼少期の経験、それに伴う感情の影響が大きい

実は、幼少期の親と関わりは、
心の安定や、人との関わり方、思考や行動のパターン、健康、など
生きる土台となり、
その後の人生にとても大きな影響を与えます。

 

なぜなら
初めてこの世界に生まれ出た子どもは、
特別に関わってくれる人(多くは親)の価値観、愛し方、
関わり方などを取り込んで、この世界を知っていき

親との間に人とつながる絆=『愛着』を形成し

その『愛着』スタイルが、その後の生き方の土台となるからです。

 

また、
5,6歳までの脳はまだ理性や知性的判断をする領域は未発達なため、

その時の経験は、『感情や感覚』に基づいて深く記憶に刻まれます。

(五感を通して感じた快・不快など)

 

 

そして

私たち人間は、思考よりも『感情や感覚』を基に、

無意識に不快な感情(不安や恐怖)を避けて、
快(楽、安心)を得る方を選んで行動します。

つまり

幼少期、親子の関わりの中で感じた「不安」「恐怖」や、
心の傷つき(トラウマ)があると

繰り返し傷つがないように自分を守るため(自己防衛)
恐怖やトラウマに触れそうになることを無意識に避ける行動が
パターン化していきます。

そのパターンが、大人になった自分には

不適合や不必要になっているにも関わらず、
持ち続けてしまって
生きづらさや悩みの元になっているのです。

 

例えば
◎苦手な上司がいて仕事に行きたくない
→いつも暴力を振るっていた親に似たタイプの人だった

◎言いたいことが言えない
→幼少期、いつも親から否定されていた

◎人と親しくなれない
→親からの安定した愛情ある関わりを経験できず
繰り返し傷ついて来た

トラウマを癒すことが必要

『頭ではわかっているのに、やめられない』ことがあるように
「嫌い」な人を(好きにならなければ!)と思っても無理なように

思考だけでは行動を変えることはできないので

心理セラピーセッションでは
行動パターンの元になっている
幼少期の親子関係でのトラウマや、感情や感覚を扱うのです。

そして

安心や安定の『愛着』や自己肯定感を再構築していきます。

 

幼少期を扱う理由

セッションの中で、幼少期を扱うことは

いたずらに心の傷付き(トラウマ)を掘り返すためでも、

親を悪者にするためでも、

過去に囚われるためでもありません。

 

その逆で、

怪我を手当てするには、
怪我の原因や様子を正しく知る必要があるように

悩みを解決するにも、
原因を誤魔化さずに見つめることが大切ということです。

 

無関係や遠回りに思えても
幼少期の根本の問題を扱うことが、
実は、悩みを繰り返さない解決への安心な道筋なのです。

セッションでは、クライアントさんが、
これから先本当に望む人生を歩むために一生懸命努めますので、

不安や悩みがありましたら、一人で抱え込まず
ぜひご相談くださいね。

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では、また。