こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美（まちどりともみ）です。

 

〇人からのちょっとした注意やアドバイスや、少しの失敗で
→自分を否定されたように感じて、自分がダメで悪かった、もっと頑張らないといけない！と思ってしまう

〇周りの人が険悪になると（自分には関係ないことが原因でも）
→自分がいけないことしたのかなと心配したり、自分が間に入ってどうにかしてあげないといけない、とお世話したりする

〇人から頼まれると
→無理なことでも断れずに引き受けて、頑張りすぎてしまう

 

こんな風に、常に周囲に気を配り、自分の言動について反省や改善に努めて
我慢しすぎたり、遠慮しすぎたり、頑張り過ぎては、疲れてしまいますよね。

自分を責めすぎて頑張りすぎたり、周りを気にしすぎずに、安心して人と関われるようになるには
どうしたらいいのでしょうか。

コミュニケーションがとれない

これらのことに共通するのは、
・自分の気持ちを伝えていない
・相手に確認することができていない

つまり
自分と相手との間にコミュニケーションが無く、自分の想像の中に留まっています

自分がダメだったに違いない
自分が悪いことをしたのかもしれない
私が頑張ればどうにかなるはず
嫌われたらどうしよう
みんなの役に立たなければいけない

こんな風に想像してしまう根底にあるものは
・低い自己重要感
・自分の気持ちがわからない（相手に合わせることで精一杯）　
・自分を受け入れてもらえないと…嫌われると…自分の居場所がなくなる恐怖　です。

自分の気持ちがわからず、相手に確認も取れない想像ばかりなので、
恐怖は減るどころか膨らみ続け、
どれだけ我慢して頑張っても、終わりがわからず、やり続けなければいけなくなっています。

全ては家族関係から

生まれて初めて学ぶ他人とのコミュニケーションは、家族（特に母親）との間にあります。

親が様々な理由で次のような関わりや環境があると、
・低い自己重要感
・自分の気持ちがわからない（相手に合わせることで精一杯）　
・自分を受け入れてもらえないと…嫌われると…自分の居場所がなくなる恐怖　
を持ちやすくなります。

・自分の気持ちを受け止めてくれなかった
・いつも否定されていた
・何かができても「もっと頑張りなさい」と言われた
・両親の仲が悪く、家の中が緊張していた
・言葉にして伝えることが少ない家族だった
・虐待やＤＶなどの不適切な養育　など

自分の気持ちを受け止めてもらったことがなく、親の顔色を気にしていたら、自分の気持ちを感じることをやめるようになり、次第に気持ちがわからなくなります。

家族のコミュニケーションが少なければ、コミュニケーションを学べません（察するしかない）。

いつも否定され、「もっと！」と要求されていたら『自分はダメな（できない）人間だから、頑張らなければいけない』と思い込みます。

親に怒られたり冷たくされれば、『嫌われ見捨てられたら、この家に居られない、一人じゃ生きていけない』と恐怖を持ちます。

↓
これらを繰り返して成長すると、自分の気持ちがわからず、伝えられず、相手とコミュニケーションを取ることなく、ただ自分を責め、嫌われることを恐れながら、我慢と頑張りを続けることになりますね。

この状況が、この先もずっと繰り返されて続いていくと思うと、辛くて、苦しくて、もう止めたいと思いませんか？
どうなることが解決でしょうか。

自分のコミュニケーションパターンに気づく

どうしたらこのループを止められるでしょうか？

まず、無意識で繰り返している自分のコミュニケーションパターンに気づくことです。

気づいたら、このパターンを持つことになった自分の家族関係を改めてしっかりと見直すことです。

その時に、味わった感覚や感情に向き合うことで、自分の気持ちがわかるようになっていきます。

 

すると、
自分の気持ちを大切にして、相手の人とどう関わっていきたいのかがわかるようになっていくでしょう。

 

職場の人間関係に悩むＨさんから、心理セラピーセッションのご感想をいただきました。
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自分の気持ちを言葉にすることは、辛くせつなかったけど、自分の本当の思いに気づきました。

周りの人に合わせて我慢し、受け入れることがいいと思って、自分を責めるほうが楽になり、自信がなくなっていたことに向き合うことができました。

少しずつ前向きになりつつあります。

これからも、自分を知り、不安や悩みから抜け出したいです。
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Ｈさん、ありがとうございました！

 

私たちの悩みは、人間関係に関することがほとんどだと言われています。

ある人間関係を煩わしく思い、相手を避けることは、悩みを避けるだけで悩みの根本解決ではありません。
別の人との間で、同じように悩むことになるでしょう。
人を避けることは、あなたの本当の望みでは無いかもしれませんし、別の苦しさを生むことにもなります。

自分を大切にしながら、相手も大切にできるコミュニケーションがとれることが本当の解決で、そうなれば、悩みはグッと少なくなるのではないでしょうか。

あなたが望むコミュニケーションを、お手伝いいたします。
お気軽に、ご相談くださいね。

では、また～。

 

※日本リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングや1dayセミナーオープンセッションも、どなたでもご利用いただけます！