こんにちは。

リトリーブサイコセラピー®で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。

北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

毎日、言っても仕方がないけど口をついて出てしまいますね、『暑いー!』。

一人で一生懸命に頑張る

今日のテーマですが、最近友達と話していたり、セッションでのクライアントさんから感じていることです。

【何でも一人で一生懸命に頑張ってしまう】

自分がやりたいことや、本当にやらなくてはいけないことや、目標に向かって、頑張ることは必要だし、大切なことです。

 

そうではなくて、何かに駆り立てられるように、休んではいけないかのように、次々とやることを見つけて頑張っていることが日常になっていることです。

やりたいことだから頑張りたいから頑張るというより、≪できない自分には価値がない≫だから≪頑張らなければ生きていけない≫に近い感覚を持っている人です。

そういう人は、いつも忙しくしていて、イライラや疲れがたまりやすいですね(自分で気づかない人も多い)。

子どもを持つ人は、つい、子どもにイライラをぶつけてしまうということに悩むことが多く、

お仕事をしている人は、仕事をたくさん抱えてしまって疲れていたり、

チームでの仕事に苦痛を感じることもあるようです。

〇休みたくても休めない(休み方がわからない・休んではいけない気がする)

〇人に手伝ってもらえない(手伝ってと言えない・自分でした方が早いと思っている)

〇断ることができない

〇楽をしている人に腹が立つ

こういうことを思っていることが多く、詳しくお話を聞くと、その人自身が、子どもの頃に子どもらしさを味わっていないことが、とても多いのです。

子どもらしい子ども時代を過ごしていない

【子どもらしい】とは、

泣きたいときに泣き、怒りたいときに怒り、欲しいものを欲しいと言い、感情をその時にそのまま出す。

愛されたいと欲してくる。

そして、出してしまったり、満たされれば、あとはケロッとしている。

・両親が、とても忙しい人だった。

・弟妹がいて、何かと我慢したり、お世話をしたりしていた。

・お母さん(お父さん)が、家族の文句や愚痴をよく言っていた。

・感情を出す(泣いたり、駄々をこねたりする)と、それを止められていた。

・両親の仲が悪くケンカが絶えなかった。

こんな場合、子どもは自分の言いたいことやしたいことを素直に表現できるでしょうか?

自分の感情や子供らしい振る舞いはどこかに置いておいて、家族のバランスをとる役目を果たしたり、誰かのお世話をしたり、いつもビクビクしていたり、我慢強くて、いつも一生懸命な子ども時代だった。

 

そうすることで、怒られずに済んだり、役に立ったり、褒められたり、うまくいったりすることを繰り返し体験しているので、大人になってもその役目や感覚から離れられない。

 

ずっと、誰かに助けて、手伝ってと言えないで、私が一人で頑張らなければ!と思っている。

自分がやるしかない、仕方がないとあきらめているふりをする。

 

最近、『ワンオペ育児』という言葉で表されたりする育児環境。

仕事に忙しすぎる夫や、家族を顧みない夫にも、社会などにも問題はあるけれど、頑張りすぎる妻にも問題はあるのだと思う。

仕事では、仕事ができる人(頑張る人)の所にさらに仕事が増え、それを断ったり誰かに頼んだりできないで疲れていたり、個人の仕事はうまくいくけど、複数人やチームでの仕事には、苦痛を感じたりする。

こちらも、サービス残業、ブラック企業、過労死など、社会的問題や会社の問題もあるが、やはり個人の頑張りすぎてしまうところにも問題があるように感じる。

 

〇大変だ、疲れた、手伝ってほしいを、素直に伝えられない。

〇感情を爆発させるように、ぶつけるように、相手を貶めるようにしか発せられない。

〇建設的な話し合いが出来ない。

〇現状を「だって、しょうがない」と思っている。

〇頼まれたら、断ることができない。

〇自分が頑張らなければならないと思っている。

 

抑え込んでいる感情(怒りや悲しみ)は、無くなることはなく、イライラとなり、相手に攻撃的になったり、自分を責めて落ち込んだりを繰り返す。

 

そこには、自分の感情を出してもいい、人に頼ってもいい、出来なくてもいい、誰かが助けてくれる、というような子どもなら当たり前の「子どもらしい子ども時代」を過ごすということが、足りていないことが関係している。

自分を大切にする

いつも周りを気にしたり、誰かのために振る舞っていたのでしょう。

これから、自分を大切にするため・幸せになるために、

家族や周りの人も大切にするため・幸せにするために

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

あきらめたふりをしても、誰かや、何かのせいにして周りを責めても、逆に自分を責めても、何も変わらない。

だけど、自分が決めれば、いつからでも自分は変わることが出来るし、自分を満たすこともできる。

 

自分は本当はどんな生き方をしたいのか、どんな風になりたいのか、

自分を見つめてみる時間を持つことをおススメします。

今の自分がこのまま続くとしたら…

「そんなのイヤだ!」と気づくことも自分を大切にするための一歩かもしれません。

 

では、また~。

 

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