こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美（まちどりともみ）です。
怒りは、私たちの大事な感情の一つです。
けれど、怒りを適切に感じたり、表現できずに
悩んだり、後悔したりする人が多いものです。
人間関係がギクシャクすることもあります。
頭、腰、胃など身体的にも不調を感じる人もいますね。
✓すぐにキレてしまう
✓怒りを感じてもどう表現したらいいのかわからず
我慢してしまう
✓モヤっとする場面はあるが自分が怒っているのかよくわからない
✓怒らないが、不機嫌になる
怒りすぎるのをやめたい
怒らなすぎるのをやめたい
怒りに関して悩むあなたへ、
解決するにはどうしたらいいのかを書いてみました。
自分の感情を適切に表現できるようになると
悩みや後悔や体の不調が少なくなり、
人間関係も良好になりますよ。
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2019年9月28日(土)
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怒りすぎる、キレやすい
怒りすぎる人、キレやすい人は
実は
我慢する人
なのです。
え！？こんなに怒ってるのに？
と思うかもしれませんが、
いろんなことや人に対して、その時本当に感じたことを
表現したり、伝えることができずに
いつも我慢して溜めています。
だから、ちょっとしたきっかけで怒りになって出てしまうのです。
「私はこんなに頑張っているのにわかってくれない！」と
相手にわかって欲しい思いも募り、さらに怒りに
なりやすくなります。
例えるなら
常に、自分の中に感情をなみなみと溜めたコップを持っていて、
次に感情が入ってくると、保てなくなり溢れるみたいなもの。
そして、溢れさせやすい所だと簡単にこぼしてしまいます。
その人にとって溢れるときに、一番出しやすいのが怒りということ。
すぐキレるという人は、いつも表面張力でギリギリという
くらいまで溜めたコップを持ってるのですね。
溜めたものを、関係ない場面や、出しやすい相手に出してしまうから
人間関係を傷つけたり、問題や後悔が大きくなり易くて困るんですよね。
（外ではいい顔をして、家に帰るとイライラ怒りっぱなしなど）
だから、解決は、溜めないようにすること、
適切に出す方法を知って実践すること、です。
コップサイズを大きくするとか、
コップの数を増やすとか、
溢れたときに、もっと大変なことになりそうなことは、
やめてくださいねww。
怒らなすぎる
怒らないことで、何も問題がなければ、気にすることはありません。
本当に穏やかな人もいますからね。
モヤっと違和感は感じるけど怒ることは無いという人や
人とかかわった後はぐったりするという人
怒りはしないけど、不機嫌な態度をとってしまう人は、
自分の感情を感じることや、表現することが苦手で我慢してしまう人や
自分を大切にすることができない人と
言えるでしょう。
このような人は、怒りをネガティブなものととらえていることが多く
「自分は、怒ったら自分を抑えられなくなるに違いない。
怒るなんてダメだ。周りの人に嫌われる。」と怖れて、
怒ることを我慢してしまいます。
解決には、怖れを緩めて
「自分はどんな感情も感じてもいいし、表現してもいい」と
自分に許可を出すことです。
どんな感情も悪いものではない
私たちは、日常で次々にいろんな気持ちを感じます。
それを感じないようにしていることや、表現しないでいることは
我慢をしていることになります。
たとえ感じないようにしても、表現しないでいたとしても、
消えるわけではなく、蓄積されます。
ポジティブな感情は良くて、ネガティブは悪いもの
ということもありません。
怒りも大切な自分の感情です。
幼い頃の親とのかかわりが、感情を大切に扱えなくなったことに
関係しているものです。
・親が感情を表さない人だった
・泣いたり怒ったりすると親に怒られていた
・親が、激しく怒る人だった
親をモデルや反面教師にして我慢することを覚えたり、
繰り返し親に止められるうちに感じることをあきらめて
無視するようになったりしました。
怒りすぎる人も、怒らなすぎる人も
自分の感情を大切にすることを我慢している点で同じなのです。
我慢には、悲しみや怒りや怖さが伴いますし、
我慢するメリットもあります。
（我慢すれば親の機嫌がいい、居場所があるなど）
だから、我慢をやめるためには、
メリットを手放す決意と、悲しみや怒りや怖さを緩めることが
必要です。
同時に、安心して感じたり、表現したりしても大丈夫と
体感していくことも大切です。
自分の感情を適切に表現できるようになると、
怒りすぎ、怒らなすぎという問題が解決されます。
すると、良好な人間関係を築きことができ、
悩みや後悔や体の不調を減らすことができるようになりますよ。
では、また～。
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