こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

仕事での責任が重くなってきて、体調を崩したことを
きっかけに、ひきこもりのような生活を送っていた
30代の女性Mさん。

体調は良くなったが、何をしたらいいのか、何をしたいのかわからない。
社会に出ることが怖い。
けれど、このまま家にいることも苦しい。

そう悩んで、心理セラピーを受けられました。

Mさんは、いままで何の問題もなく順調に生きてきたと
思っていたのに、それは単に母親や誰かに言われた通り、
敷かれたレールの上を走ってきたからだと気づいて
呆然としました。

自分はただ母のあやつり人形だった

この気づきから、彼女の「自分を生きる」ことが始まりました。
徐々に、自分はこれからどう生きていきたいのかを考え、
自分で決めて進んで行く道を選べるようになっていきました。

自分の人生を自分の思うように生きられないことは、苦しいものです。
だれでも、いつからでも、自分の人生を自分の幸せのために
生き生きと生きられるようになりますよ。

●募集開始です●
【福岡】1dayセミナー&リトリーブサイコセラピーオープンセッション
2019年9月28日(土)
『支配と依存の思考パターンから抜け出し、自分の人生を生きる方法』
⇒ 詳細・お申し込みはこちらからお願いします

母の為に生きる

ー幼少期のⅯさんー
いつも忙しくて家に居ない父と一人で家事育児をこなす母。
不安の多い母は、Ⅿさんがしようとすることを
何でも心配し、先回りをして、決めていた。
また、Ⅿさんに期待をして、いろいろな習い事もさせた。

お母さんを見ながら、Ⅿさんは無意識に思ってしまいました。
「お母さん、大変そうでかわいそう。助けたい。」
「お母さんに心配をかけたらいけない。」
「お母さんの為にがんばろう」

母親と仲が悪かったわけではありません。
むしろ、友達のように仲良く、母親を頼っていました。

自分の気持ちや考えを持つことより、
母の言う通りにすること、期待に応えることで
自分の存在価値や居場所や母の愛情を確保しながら
母のさみしさや不安、無価値感を埋めてあげていたのです。

「母の為に生きる」ということは
自分自身のことは我慢して、母の支配を受け入れ
母に依存するということです。

母の方も、夫とは深く関われず、Ⅿさんを生きがいとして
頼り、自分の思うように動かしていました。

このように、自分の存在意義を他人に委ね、
相手に依存し、支配するという関係を共依存と言います。

「あなたのために…」という愛情という名の支配
とも言えます。

この思考パターンの生きづらさ

この思考パターン・人間関係は幼少期に無意識に築かれ、
大人になっても持ち続けてしまいます。

・誰か頼れる人を求める
・影響力のある人や支配的な人に惹かれる
・誰かのようになりたいと思う
・自分で決めることができない
・誰かに認められようと頑張り続ける

常に、誰かを求め続ける生き方とは
「自分」がはっきりないことでもあり、
不安や生きづらさがあり、満足感のない生き方になります。

Ⅿさんも社会に出て数年は、とても順調だったのです。

しかし、だんだん任されることや責任を伴うことが増えてくると、
どうしたらいいのかわからない不安や緊張がひどくなり、
体調を崩してしまったのです。

これまで、母親の言うこと以外を自分で考え選択する経験が
ないのですから、当然と言えるでしょう。

また、失敗や挫折を自分の責任として振り返り、次に活かす
ことも苦手なことに加え、広い社会に対する恐怖もあるため
ひきこもりがちになりやすい面もあるかもしれませんね。

ピンチをチャンスへ

このままではイヤだ、
自分の好きなことを大切にしたい、
自分の人生を自分で選びたい、
自分の幸せって何だろう、と
思ったときや行き詰ったときは自分が変わるチャンスです。

Ⅿさんは、心理セラピーで、
自分はまるで母親のあやつり人形のようだった
と気づきました。

言い換えれば、そうしなければ
この家庭に居られない、愛情をもらえない、ということ。

それは、子どもにとってとても大きな恐怖です。
だからこそ、恐怖を感じないで済むように
無意識で支配を受け入れます。

これまでずっと抑えていた恐怖や悲しみ、怒りなど
心の傷を癒していきながら、
自分を取り戻していきました。

母から離れることは、母を見捨てることだ
という罪悪感が
自立した自分と母親との親子関係を続けていけるのだ
という安心に変わりました。

自分の幸せも生きがいも何もかもを、
他人に委ねる生き方を続けていきたいですか?

自分が持つ無意識の思考パターンに気づくことから
自分の幸せのために生きることができるようになりますよ。

では、また~。


日本リトリーブサイコセラピー協会

【福岡】1dayセミナー&リトリーブサイコセラピーオープンセッション

◆募集開始です◆
『支配と依存の思考パターンから抜け出し、自分の人生を生きる方法』

協会代表理事の大鶴和江氏と、私、待鳥智美が担当します。

・○○さんのようになりたいと、誰かを目標にして頑張る
・人気や影響力のある人が言うことは間違いないと思う
・誰かに認められるために頑張る
このようなことを繰り返していませんか?

詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 3e9008a38b6818ce3fb97d8e017d79f6.png です
https://jnpta.com/seminar-event/201909-fukuoka

待鳥智美 心理セラピーセッション

◆最新の予約状況はスケジュールでご確認いただけます。

8月の心理セラピーセッション、心理カウンセリングの
予約可能日のお知らせです。

〇8月予約可能日
22日(木)10:00~、13:00~
23日(金)10:00~、13:00~

詳しい内容、料金などについては、メニューをご覧ください。
心理セラピーセッションについては、お得な3回セット価格もあります。

お申し込み・お問い合わせはコチラから受け付けています。

※博多駅近くを希望される場合は、お部屋の予約が
必要ですのでお早めにお申し込みください。
お部屋代は、実費をご負担いただきますことご了承ください。

~このような方へ~
・子育てに悩んでいる
・子どもがかわいいと思えない
・人間関係に疲れている
・親、夫との関係が苦しい
・何度も繰り返す悩み
・その他、依存症、共依存、愛着障害、摂食障害など

○心理セラピーセッションを受けてのご感想
・自分の本音を伝えられるようになった
・子どもにイライラしなくなった
・自分のやりたいことができるようになった
・人と一緒に居ることが平気になった
・母親との関係が楽になった
(個人の感想であり、効果は保証されたものではありません)

お申し込み、お待ちしています。


日本リトリーブサイコセラピー協会からのお知らせ

大阪基礎コース募集中です

http://www.yourexcellence.jp/course/new-basic/osaka

9月14日からスタート!
内容を一新した、自分と向き合う3か月の基礎コースです。

○電話カウンセリング
セラピストを増員して、予定日が増えました!
全国の方、海外在住の方にご利用いただいてます。
悩みや問題の整理に、ぜひご利用ください。
詳細、お申し込み方法などは、こちらをご覧ください。

https://jnpta.com/telcounseling

○メルマガ
経験豊富な当協会の公認心理セラピストだからこそ語れる深くて
役立つ心の話をお届けします!
メルマガ読者様には、日本リトリーブサイコセラピー協会の
イベント参加割引特典もあります。

登録は、メルマガ登録ページからお願いします。

https://jnpta.com/mailmag