こんにちは。
【福岡・北九州】心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。

 

あなたは、つい作り笑いをしてしまうこと、ありませんか?

 

愛想笑い
作り笑顔
空笑い とも言いますね。

作り笑いは、その呼び方の通り、本当の笑顔ではありません。

・目が笑っていない
・前後の話のトーンや気持ちの高揚が見られない
・楽しそうではない
・心の距離が縮まらない など
周りの人は、その笑顔が、「作り物だ」と何となくわかるものです。

 

誰でもついやってしまうことがあるとは思いますが、
作り笑いには、自分でも気づいていない心理が隠れています。

もし、あなたが、いつもやっていて、このまま続けていくなら
あなた自身にも、周りの人との関係にも影響が出てしまいます。

作り笑顔ではなく

本当の笑顔であなたらしくいたいと思いませんか?

 

今回は、作り笑顔をしてしまう心理についてお話ししますね。

作り笑顔の目的とは?

まず、どんなときに笑顔を作ってしまうのでしょう?

例えば
・緊張したとき
・人の機嫌や場の雰囲気を悪くしたくないとき
・本当はムカついたけど、出したくないとき
・苦手な人との会話や嫌な話題を早く切り上げたいとき
・人に近づいて欲しくないとき
など

作り笑いをするのは、大きく分けて2つの場面です

◎「自分の領域」に他人が踏み込むのを防ぎたいとき
◎感情・思考・欲求など「自分」を外に出したくないとき

 

本当は、怖い、ムカつく、イヤだなどネガティブな感情を感じていても、
それを表には出さず
「笑顔」で壁を作り、やり過ごすのです。

 

作り笑顔の目的は、、、

笑顔で、本当の自分(感情、思考、欲求など)を抑えることで

◎人から嫌われないため

◎人から攻撃されないため

◎人に好かれるため

 

つまり

自分が傷つかないように守るため です。

(心理学で防衛機制と呼ばれる自我を守るための無意識の反応です)

自然体の自分を表現することや、人と関わることを、

いつも、とても怖れていて

なんとかうまく人と関わりたいと思っているのです。

 

このまま続けると、、、?

自分が傷つかないように守るためとは言っても

本当の自分(感情、思考、欲求など)を抑えるのですから

◎自分のことはわかってもらえず、人と親密さは深まらない

◎抑圧した感情は、自分の中に蓄積して、ストレスが高まる
  ↓↓
解消できずに

・別の人や場所で吐き出してしまう
・依存や自傷など自分を損なう行為をしてしまう

 

例えば

会社では、頼み事を断らず、何でも笑顔で引き受ける「いい人」が
会社以外では、誰とも付き合いがなく
家では、アルコールを摂取して
家族のちょっとした言動に激高し、暴言、暴力を振るう

というのは、「作り笑顔」がクセの人の典型的なパターンです。

結局、

「作り笑顔」では、
楽しんでいるように見えても…
人間関係が、表面的にうまくいっているようでも…

自分を誤魔化し続け、自分に無理を重ね続けて
本当には、うまく人と関われないまま、なのです。

 

解決に向けて

作り笑顔をやめて、本当の笑顔になるためには

自分を誤魔化す心理
人に嫌われるのを過剰に怖れる心理 を、解決することが必要です。

人との関りで負ったトラウマ
愛着の問題
自己否定 など

心の奥に、安心して人とかかわるために解決すべき問題があります。

 

自分の中に安心感が持てるようになると
「作り笑顔」で自分を守らなくてもよくなり
「本当の笑顔」で、自然体の自分でいられて
もっと楽に人と関わることができる 
ようになります。

 

※こちらもおすすめです
明るすぎてヤバい!躁的防衛


心理セラピーで、本人でも気づかない心の奥にある問題を解決しています。
ぜひ、ご相談くださいね。

予約受け付け日はこちらで確認できます

 

では、また。