こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。
本当の自分らしさを取り戻し、もっと自由に、もっと楽に人生を歩みたい方におすすめです。

 

毎年、庭にプチトマトを植えるのですが、
今年は、例年以上においしく、たくさんできていて、毎日食べています。

天候が不安定で、一部の野菜の高騰などもありますが、
夏には夏の野菜をたくさん食べたいですね。

パートナーのモラハラに悩む人から、次の話をよく聞きませんか?

付き合ってみたら、、、

結婚したら、、、

こんなにひどい人だとは思わなかった!

今まではこんな人じゃなかった!

豹変した!

 

あまり親しくないとき、友達や仕事の関係の時には、素敵な人、できる人、優しい人、ユーモアある人という印象だったのに、、、

親密になった途端に、束縛や暴言などが激しくなり、どうして!?と。

モラハラに悩む人は、
「彼がモラハラするとは思わなかった。気づいたのは、本当に、親密になってからだ」と言います。

そして、嫌だ、怖い、そう言いながらも自分の気持ちを伝えなかったり、パートナーと離れる決意をしません。

だって、気づいた時点でサッサと離れる人は、悩んだりしませんよね。

 

 

モラハラする人の特徴とは?
どうしたらパートナーからのモラハラの悩みは解決に向かうのでしょうか?

モラハラとは?

モラハラとは、モラルハラスメント。

モラハラする側が優位性を持って行う、暴言や脅し、行動や経済的な束縛、態度での嫌がらせなど、相手の人格や尊厳を貶めるような言動のことです。

される側の人は、屈辱や恐怖、罪悪感などとても嫌な感覚を感じ、精神的にひどく追い詰められてしまいます。

恋人や夫婦など親しい関係、閉鎖的な関係でよく見られます。
仕事関係でも見られます。

する側、される側に性別の固定はありませんが、経済力や立場、力など優位性が関係するので、モラハラする側が男性、される側が女性ということが一般的には多く見られます。(今回の記事内でもそのように書いています)

 

とても嫌な感覚を伴う関係なのに、嫌な気持ちを伝えられず関係性を改善できない、離れられないことが、どんどん苦しみを深めます。

 

まずは、モラハラする人の特徴を見ていきましょう。

 

モラハラする人の特徴とは?

◎他人と比べて優位に立ちたい
◎共感能力が乏しい(コミュニケーションが一方的)
◎否定や批判されるのを極端に嫌う
◎見捨てられ不安が強い
◎自分を一番大切にしてもらいたがる
◎常に人の目を気にしている
◎自己肯定感が低い
◎自分を正当化する
◎感情のコントロールが苦手ですぐに激しい感情表現になる
◎自他境界線があいまい

 

具体的にはこんな感じです。

・自分は自分の都合が最優先だが、相手には、相手の都合や友達との約束よりも、自分を優先して欲しがる(優先しなければ怒る、不機嫌な態度をとる、拗ねる、行動を束縛する)
相手が従うことを喜ぶ。

・容姿、人気、学歴、収入、知識など、とにかく何でも優位に立ちたがる。
人間関係は上下関係しかない。
苦手なことや勝てないことは、最初から触れない、逆に過度にへりくだる。

・自己アピールが上手い(ウソや誇大表現が自然にできる)。
・自分がしてあげたことに感謝して欲しがったり、恩着せがましい。
逆に、してもらったことには無頓着。

・相手の感情に共感が乏しく、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手。
いつもイライラしていて、キレやすい、爆発しやすい。

 

このような特徴があるモラハラする人は、
実は、人からの批判や悪い評価を怖れていて、普段は「いい人」「できる人」のように振る舞っています。

周りのみんなからいい評価をもらいたいのです。

けれど、ずっと外面よく「いい人」「できる人」でいるのは、我慢や無理が募ることで、不満や怒りが膨れ上がります。

それを外では隠し通そうとするので、とても大変で疲れます。

だから、
自分を常に満たして安心させてくれる人
自分が優位に立てる人
自分を支えてくれる人 を求めています。

 

出会ったときから、自分の要望に合う人かどうか?を見ているのです。

 

もし、あなたが

あなた自身や友達より、相手を優先する人ならば、、、

盲目的に相手に興味や好意を示すならば、、、

誰よりも相手を必要とするならば、、、

自分の気持ちや欲求を出さず相手の言うことを聞くならば、、、

我慢強ければ、、、

 

あなたは、相手の中でどんどん下の位置に置かれ、

相手は、確実に優位に立っていきます。

距離が縮まり、親密度が増すと、相手とあなたとの境界線はますます曖昧になります。

幼少期、親からもらえなかった愛情をパートナーからもらって埋めようとする

さて、支配的な面を見てきましたが

もう一つ、モラハラ気質の人は、子どもっぽい面を持っているのです。

 

幼少期に親からもらえなかった無条件で一途な愛情を、幼児に戻って、パートナーに求めるのです。

幼児なので、相手の都合や思いを考えてあげることはしません。
自分が欲しがるばかりの「駄々っ子」になるのです。

自分だけを愛して!
自分の言うことを聞いて!
自分をいつでも一番大切にして!

お互いに大人の人です。

親と子ではありません。

なのに、幼児的欲求を押し通そうとして、それが通らなければ、大人の力で抑えつける・いじわるをする=それがモラハラなのです。

 

まとめると
親密になったあなたは「自分より下の人」「自分の従属者」「自分を必要としている人」「自分が求める完璧な親」、
だから「何をしても・求めても大丈夫な人」と認定されます。

いい人の仮面を脱ぎ、子どもに戻り、自制しない人です。

 

 

 

相手は、自分の要望を満たすためや、外で貯まった怒りや不満のはけ口として、あなたの尊厳を傷つけ、あなたをぞんざいに扱います。
見捨てられることを怖れて、離れて行かないように縛り付ける意味合いもあります。

 

「いい人」「できる人」の顔で近づき、自分の要望に応える人かどうか見定める。
そして、親密になれば仮面を取り、優位に立って相手の人格や尊厳を傷つける。

だから、モラハラ被害に遭う人は、親密にあった途端に相手が豹変したように感じるのです。

 

モラハラ被害に遭わないために

モラハラする人に大きな問題があるのは確かですが、

モラハラする人は自分を正当化するし
モラハラすることを問題視しないし
優位に立っているので
モラハラされる側からの働きかけで、モラハラを止めることはほぼ期待できません。

 

だから、まず、最初にできる大切なことは
モラハラする人の特徴を知り、親密な関係になることを避けることです。

予防ですね。

モラハラ被害に遭わない人は、わざわざモラハラする人と親密になったりしないのですよ。

 

もし、現状、モラハラ被害に遭っている場合は、
モラハラは親密な閉ざされた関係で起こりやすいので、1人で悩まず
適切な第3者(相談センターや弁護士など)に相談してみてくださいね。

モラハラ被害が深刻化する理由

先程も言ったように
もちろん、モラハラをする側に大きな問題があります。
自分以外の人を傷つけていいはずはありません。

ですが、モラハラする人は、相手を見定めているのですから、
被害に遭う人は、被害に遭う素質・特徴があるということです。

 

モラハラ被害が深刻化する真の原因は

尊厳を傷つけられるぞんざいな扱いをされたときに気づかなかったり、
気づいても「嫌だ」「受け入れない」と意思表示せずに
モラハラを受け入れてしまい、
そんな相手に依存し続けるという心理的な問題にあります。

 

これは、複雑に絡んだ心理的な問題なので、解決までに時間がかかるかもしれませんが、
自分と向き合うことで確実に「モラハラ被害に遭わない人」に変わることができます。

 

長くなりますので、こちらは、明日のメルマガにて詳しくお話ししますね。

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では、また~。

 



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モラハラ被害者側の人は、例えその人と離れたとしても、次に親密になる人も似たようなモラハラ気質だった、ということがあるのも事実です。

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