こんにちは。
人付き合いが苦手/子育ての悩み/親子共依存など人間関係の悩みを解決
【福岡・北九州】心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

「サーカスの象」(鎖でつながれた象)とは?

「サーカスの象」の話を知っていますか?

サーカスの象は、力が弱い小さな頃から、鎖で杭につながれて
逃げられないことを学びながら育つため、
杭ごと引き抜ける力があるはずの大人になっても
それを試すことなく、逃げずにつながれている。

というスペインの寓話だそうです。

 

象が動けるのは、半径鎖の長さの円の中だけです。

 

これは、
「自分にはムリだ」
「自分にはたいした力が無い」
「どうせできない」
自分の限界を小さく見積もり、自分の可能性を信じられなくて
無力感を抱えて、失敗を恐れ、自由に行動できない人にも
当てはまる心理状態です。

幼少期の養育環境によって、そうなっていることは象の例と同じです。

親子の共依存関係

●親が支配的で、親の価値観に従わされていた
●親から虐待(身体的、精神的、性的、ネグレクトなど)を受けていた
●親が過保護・過干渉で、自分の自由にさせてもらえなかった
●何をしても怒られた

このような親子関係の養育環境では

トラウマや愛着の傷、自己否定を抱えて

”自分は大したことない
自分には出来ない
親の価値観の中にいるしか無い

 親を頼っていればいい
それが一番安全策だ”


共依存の思考や行動パターン固定化されてしまって

 

”例え失敗したとしても終わりじゃ無い
 自分で積極的に自由にあれこれ試行錯誤しながら
やってみればいい”

という柔軟な発想や、気力が湧かなくなってしまいます。

 

このままでは、、、?

動けるのは、「親の価値観」や「親の機嫌」が許す範囲だけ
になってしまいます。

 

自分の可能性を信じず
無意識に、自分の限界を「親の価値観の中」と決めているので
次のような生きづらさや不安の多い人生になってしまいます。

◎「何事も人にやらされている」と感じて不満や怒りが蓄積する

◎自分がやりたいことや新しいことがやれずに
焦りや後悔が増え続ける

◎「どうしたらいいかわからない」と誰かの指示待ちで
満足や充実感が得られない

◎人の機嫌や評価が気になって、いつも人に怯え、
いい人間関係が築けない(孤独)

幼少期の傷を癒す

このような人は、今も心理的には子どもの頃のまま
親からの無条件の愛情を求め続けて
親の価値観や機嫌など「親」が判断基準(他人軸)で生きているのです。

しかし、現実は大人ですから
責任を持って自分で判断しなければいけない立場や場面があります。
誰の許可が無くても、自由に行動できることがたくさんあります。
自分が愛情をもって関わりたい人と関わっていくことができます。

自分次第で、生活も人間関係も、広げて、豊かにすることができるのです。

心理セラピーで、幼い頃の養育環境でのトラウマや
愛着の傷、自己否定など心理的問題をしっかりと解決することで

失敗を怖れすぎて完璧を目指すことをやめて

「とりあえずやってみようかな」
「やるためには何が必要かな」
「自分は何がしたいかな」

自分を中心(自分軸)にした広い視野と多くの選択肢のある
思考・行動パターンに変えていけます。

 

 

それが、
自分を信じる力、自分の人生を生きる力を取り戻すことに
つながっていき

人としっかりと関係を築いて、
一人では出来ないことも、協力して成し遂げられるようになっていきますよ。

 

自分の可能性を信じられようになって
どんな人生を生きたいですか?

 

では、また。