「あなたって本当に優しいよね」
「気が利くし、いい人だよね」
あなたはそう言われることが多くありませんか?

このような人は
「優しい人」「いい人」「気が利くね」と言われて
うれしさや満足を感じられたり
人間関係が円滑に行くように思える一方で
実は
人知れず、生きづらさや、逆に人間関係の悩みを抱えていることがあります。
今日は、「優しい人」「気が利く人」「いい人」と言われる人の
生きづらさについて書いてみますね。
「優しい人」「気が利く人」「いい人」とは
つい、このようなことをやっていませんか?
人の表情や声のトーンに敏感で
人の機嫌や場の空気を察し
「相手のために」「よかれと思って」
誰かが困る前に先回りして動いてしまったり
頼まれていなくても「私がやらなきゃ」と体が動く。
でも、その裏で、こんな思いを抱えていないでしょうか。
断りたいのに断れない
自分の気持ちがよくわからない
気づくといつも疲れている
頑張っているのに満たされない
- ふとしたことで強いイライラや虚しさを感じる
- 自分の行動に対して、感謝されないどころか
不機嫌になられて嫌な思いをすることがある - 人から優しくされるのが苦手
優しい、気が利く、いい人になったわけ
実はこの生き方、
『幼い頃の環境で身につけた“生存戦略”』であることがとても多いのです。
たとえば――
・親の機嫌が不安定だった
・親がいつも大変そう、かわいそうだった
・家の中がピリピリしていた
・甘えると迷惑そうにされた
・「しっかりして」「お姉ちゃんなんだから」と言われてきた
そんな環境では、
「自分の気持ちより、相手の機嫌を優先すること」
「人より先に察して動くこと」
が、安心して生きるために必要でした。
つまり、
『相手優先で、自分中心に生きられなかった』のです。
生きづらさ・人間関係の悩みとは
この子どもの頃の生存戦略が
大人になった今も無意識に続いていることが
心と体を疲れさせ、生きづらさや
人間関係の悩みにつながってしまいます。
・人に合わせすぎて、自分が空っぽになる
・人を優先してばかりで、自分は欲求不満になる
・「ちゃんとしなきゃ」が止まらない
・優しさの裏に怒りや悲しみが溜まっていく
・対等な関係がわからない、苦手
・共依存関係を築きやすい
・人の頼るのが苦手で一人で頑張りすぎる
・人に優しくされると申し訳なさを感じて受け取れない
そして
「このままじゃ苦しい」
「もう疲れた」
と感じ始めます。
それでも
「もっと頑張らなくちゃ!」
「自分が我慢すればうまくいく」とさらに自分を追い詰めたり
「自分はダメな人間だ」と自己否定を強めてしまいがちです。

問題の根っこにあるもの
「人の顔色を伺わないようにしよう」
「もっと自分を大切にしよう」
「考え方を変えればいい」
そう思ってもやめられず、苦しいままなのは
問題の根っこが「思考」ではなく
「心の傷(トラウマ)」や「不安定な愛着形成」にあるからです。
そして
相手優先に行動することで
・自己価値を感じられる
・承認欲求が満たされる
・居場所が得られる
・人と関われる
・自分を感じなくていい など
嫌なことを避けられる・安心を得られる心理的な利得が得られているからです。
解決のために大切なのは
考え方や頑張り方を変えることではありません。
まず必要なのは、
・ありのままの自分を受け入れてもらえなかった体験
・頼ったり甘えを許されなかった体験
そのトラウマを、丁寧に癒やしていくことです。
その傷が癒えて、安心感が育っていくと
人の機嫌に過剰反応しなくなる
「一人で頑張らなくてもいい」と感じられる
自分の気持ちを大事にしても関係が壊れないとわかる
- 人の優しさを少しずつ受け取れるようになる
そんな変化が、自然に起きてきます。
優しい人、いい人をやめるとは
優しい人をやめるとは
冷たい人になることではありません。
気が利く人、いい人をやめることは
自分勝手でわがままになることではありません。
↓
相手優先の「優しい人」「気が利く人」「いい人」をやめるとは
◎自分の気持ちや欲求を素直に感じ、表現できる
◎自分を犠牲にしなくても人とつながれる
その感覚を、体で取り戻していくことです。

長年の生き方は、すぐには変わりません。
でも、気づいたときから
少しずつ更新していくことはできます!
もしあなたが
「人のことばかり気にするのをやめたい」
「もう一人で頑張り続けるのはやめたい」
「もっと自分を大切にしたい」
そう感じているなら
その気持ちを大切にすることこそが、変化の始まりです。
これからの人生を楽に、軽やかに生きる第一歩を
踏み出してみませんか。
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では、また。

