いつも不安で仕方ない
次から次に不安なことが起きてしまう

「どうしたら、不安で落ち着かない状態は無くなるのだろう?」と悩んでいませんか?

こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

 

今回は、不安で落ち着かない日々を過ごす方へ、どうしたら不安な日々が終わらせられるのか?についてお話しします。

「不安と仲良し」になりすぎている

いつも不安、次から次に不安なことが起きてしまう、というのは、ソワソワしたり、落ち込んだり、アタフタしたり、という落ち着かなくて、とても辛い状態ですね。

不安を感じる度に、何とかしたいと思ってしまいますね。

でも、一つ不安を解消して安心か~と思いきや、またすぐに別の不安がムクムクと上がってくることを繰り返していませんか?

いつも不安な人は、「不安であることが日常的」という感覚を持っています。
「不安と仲良し」になりすぎているのです。

 

今、多くの人が、自分の不安を抑えたい思いに突き動かされているように見えます。
最近で言えば、新型コロナウイルスの感染拡大が思い浮かびますね。

新型ウイルスなので、わからないことばかりの中、ワイドショーやSNSの情報に振り回された人も多いのではないでしょうか、、、
トイレットペーパーが無くなるかもと聞いて、入手に走る
怪しい感染予防方法に飛びつく
感染者を特定した情報を探す
根拠の無い情報を信じて取り入れたり、拡散したり、、、

 

いつも不安だという人は、不安を解消するために、安心できる材料を探しています。
安心できることを探そうとして、ことさら不安を伝えるワイドショーや、不確かなものが多いSNSの投稿を見ずにはいられないのです。

例えば、トイレットペーパーを探し回り、手に入れても、安心は一瞬で、、、
また次の不安が見つかって、それを解消しようとして……繰り返し。

 

何をしても不安は無くならないのは、実は、いつもいつも自ら不安を探しに行っているからです。

どうして、そんな行動をしてしまうのでしょう?

不安を受け止めきれないという思い込み

不安を解消したいと思いながら、いつも自ら不安材料を探してしまう人は、

〇不安なことが日常
〇いつ大変なことが襲ってくるかわからないから常に準備が必要と思っている
〇自分は不安を受け止めきれないと思っている
〇何があっても自分一人でどうにかしなければいけないと思っている
〇不安でいれば、誰かが気にかけてくれると思っている


安心して緩む感覚を知らないことの上に、
●不安に押しつぶされる恐怖やひとりぼっちの恐怖を持っているけど、感じたくは無いから、
『大変なことがいつか起きるに違いない、準備しておかないといけない』と
自分で不安をあおりながら、自分を守っている。
●または、不安でいることが、人とつながる手段になっている。

その結果、心の奥底で
キツいし辛いけれど、いつも不安と緊張でいる方がマシ=不安と仲良し 状態になっているのです。

不安を解消しようとするだけでは、本当に不安から抜け出せないのは、このためです。

解決のために

誰でも、「安心したい」と本能で願うもの。

あなたも本当に欲しいものは、不安を解消した先の安心の感覚のはず。

 

だからこそ、不安と仲良し状態を抜け出すことが必要です。

 

誰もが欲しいと願う『安心の感覚』を知らないと言うことは、
幼い頃、守られるという経験が乏しく、身の危険や不安や緊張を感じたトラウマがあると考えられます。

トラウマをケアして、安心の感覚を知る経験を重ねることが、根本的な解決につながります。

トラウマや恐怖の感覚を扱うことは、専門家にお願いすることが安全と思います。
心理セラピーもご利用くださいね。

 

あなたは、何か不安なことが起きたとき、
どんな感覚で、、、どんな自分で、、、いられたらいいと思いますか?

 

では、また~。