こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをします。

昨日は天気予報で「危険な暑さです!」と注意を呼びかけていました。
そんな中、子どもの部活の応援に行き、本当に危険な暑さ!を実感しました。
この時勢で声を出しての応援はできないので、ほぼ見ていただけなのに、家に帰って何もしたくない~ほど疲れてしまいました。

気をつけていたので熱中症ほどではありませんでしたが。

暑さはまだまだ続くみたいです。
みなさんもお気を付けくださいね~

さて、あなたは「あの人、ズルイ!妬ましい!嫌い!」と人を妬み嫌う気持ちに囚われていませんか?

私は、囚われていたことがあるのですが、
相手のことなど気にしなければいいと思い平静を装いながらも、相手の言動を気にして、見聞きしていちいち反応しては、腹の中では「どうしてあの人だけ?ズルイ!」と嫌悪感や怒りを積もらせていました。
実際に相手を攻撃することはありませんでしたが、自分の中はイヤ~な気持ちでいっぱいでした。

いいなぁ、羨ましいな、と憧れ、自分もそうなりたいとお手本にするくらいなら、何も問題はありません。

だけど、相手のものや言動に、ムカッ!、イラッ!として「あの人ズルイ!妬ましい!嫌い!」と思ってしまうと、、、
◎相手を嫌うもっともらしい理由を探して並べる
◎相手の失敗を願う
◎実際に直接的や間接的に相手を攻撃したり、貶めようとする
など行動してしまうこともあるでしょう。

 

相手への激しい妬み・嫉妬・嫌悪の感情がどんどんあふれて、囚われることは、実はとても苦しく疲れるものです。

例えば
・素敵な外見で、素敵なパートナーがいる人
・成績はさほど変らないのに、上司ウケが良いために評価が自分よりも良いと感じる同僚
・周りに仕事を振って自分の負担を減らし、うまくサボっている人
・誰にでも遠慮無く意見するのに怒られるどころか受け入れられ、あっという間に親しくなる人
・何不自由なく余裕を持って暮らしている人 など
様々な人に、または特定の人に、ズルイ!妬ましい!思いを抱く。

 

あなたも思い当たりませんか?

□こんな人におすすめ
●妬ましい人のことで頭がいっぱいでイライラ・苦しい
●いつも自分だけ損していると思う
●周りにズルイ人がいてイヤだ
●人を妬む自分が嫌い

 

今日は、
相手を妬む気持ちから解放されるために
自分が本当に欲しいものを手に入れるために
あなたができる具体的な方法についてお話しします。

妬ましい感情とは

相手をズルイ!妬ましい!と感じるのは
相手のもの(物、環境、収入、人、地位、容姿など)に意識を向けて、相手と自分を比べて、
自分も手に入れたいのに相手だけが手に入れている
自分には無い、相手には有る という
不公平感や不快感からです。

妬ましさは、自分の内側に留まりやすいとても激しい感情です。
囚われてしまうと
自分の時間や意識や労力などを相手にかけ過ぎたり、
自分の健康を害したり、
相手に危害を加えることに発展してしまいます。

 

人を妬んで嫌う深層心理には
●どうせ自分は得られない、得られるはずがないという自己否定感・劣等感
●自分の望みを手に入れてしまうことへの恐怖や罪悪感 などがあります。

※関連記事 深層心理についてはこちらもご覧くださいね
【心理】「人の幸せが妬ましい!」人を妬む心理とは?妬みを手放し自分が幸せを手に入れる方法

人を妬んでも自分が欲しいものは手に入らない

人を妬むことの問題は
どれだけイヤな激しい感情に囚われて苦しい思いをしても
いくら相手を妬み嫌っても
たとえ相手の人が失敗としても
それでは、自分が欲しいものは何も手に入らないことです。

 

何かを手に入れるには、質や量は比べられなくても、その人なりの資質や努力などが必要です。

けれど
相手を激しく妬み、批判や攻撃、貶めようとする人は、
その人の表面的なものを注視するけど、陰の努力や苦労には目を向けませんし
自分は、欲しいものを手に入れるための努力をしません。
努力しても意味が無いとあきらめています。

 

これでは、自分は何も手に入れられず、不満足感や不幸感、渇望感を抱えて
人を妬み続ける人生になってしまいます。

いつまでも人をうらやみ、妬みながら、自分は何も手に入れられない生き方を続けていきたいですか?

妬みへの囚われを終わらせるために

先に書いたように、妬むのは
自分も手に入れたいのに相手だけが手に入れている不公平感や不快感からです。
(もの、環境、収入、人、地位、容姿など)

だから、相手を攻撃しても、貶めても、スカッとするのは一瞬だけで
自分が手に入れたいものが手に入れられていなければ、
妬みが終わることはありません。

 

ズルイ!妬ましい!の囚われからスッキリ解放されるには、
自分が本当の望みを手に入れて、幸福感や満足感を感じることが一番です。

 

ですが、妬みに囚われる人は、そもそも
相手と、自分の幸福感や満足感には、何も関係がない
相手と自分を比べる必要もない 
ということを知らずに生きてきた人が多く

・常に他人へ意識を向けて様子をうかがい、自分の内側には意識を向けない
・他人と自分を比べて、自分の存在や価値を確認する
というクセがあります。

この無意識のクセを変える必要があります。

つまり、
妬みへの囚われを終わらせるには、
まず、自分の内側に意識を向けることが必要です。

そして、自分の本当の望みを知らなければなりません。

本当の望みは何なのか?という目的や目標=ゴールをはっきりさせる必要があります。

なぜならば、ゴールがはっきりしていれば、そこに向けて実際に必要なものや行動もわかるようになるからです。

妬みの感情の中に自分が本当に望んでいるものがある

相手への妬みの中に、自分が本当に望んでいるものが存在しています。
できるだけ、客観的に、具体的に、冷静に見ることが必要です。

自分の内側に意識を向けて
相手を妬んでるもの=自分が本当に望んでいるものは何か?を自問しましょう。

例に挙げた
『誰にでも遠慮無く意見するのに嫌われるどころか受け入れられ、あっという間に親しくなる人』の場合を見てみると、

自分は「遠慮無く意見が言いたい」「人と親しくなりたい」望みが見られます。

それが叶わなくて、悲しい、さみしい、苦しいなどの感情が、相手を妬む思いに変っているのです。

 

さて、
「遠慮無く意見が言いたいのか?」
「人と親しくなりたいのか?」 では、
自分が望むゴールが全然違うとわかりますね。

自分が本当に望むものを見つけたら、
手に入れるために自分に必要なこともわかってきますよね。

まとめ

あの人はズルイ!妬ましい!嫌い!に囚われているときは、
自分が本当の幸福や満足を得るための行動にはつながりませんが、

自分が本当に望むものがわかると、
自分が解決すべき問題や努力する方向がはっきりとして、動けるようになっていきますね。

自分でできるだけ自分の内側の感覚や感情に意識を向けて
本当に望んでいるものを見つめてみましょう!

多くの場合、自分を深く見つめていこうとするほど、心の傷や恐怖に触れそうになるので、自分では難しくなっていきます。
そんなときには、心理セラピーをご利用くださいね。

 

さて、今の私は、素敵・いいなと思う人を見つけては、自分はあの人のどこに惹かれるのか?どうしたら近づけるかな?などと考えて、手に入れたければそのための行動につなげていくことが、自然にできるようになりました。

 

では、また~。