こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

すごく暖かい日があったり、風が強くて寒い日があったり、なんとも春らしい(?)日々ですね。
もう着ないなと思った服をまた出してみたり、、、毎朝の洋服選びに悩んでいます~。
みなさんは、どうですか?

さて、「人の幸せが妬ましい!」「どうしてあの人が!」と人の幸せが妬ましくて仕方が無い!とイライラや苦しさを感じていませんか?

・同僚の出世・高評価
・友人の結婚や出産
・友人が手に入れたもの
・同じことをしたはずなのに褒められるのはいつも自分じゃ無い
・他人の容姿、地位、人気、などなど

相手の幸せを素直に(良かったね)と思う部分もあるものの、妬ましいという方が強いということ。

この状態は、人を妬み、イライラや辛さで自分の頭や心がいっぱいいっぱいになって、とても苦しいものですね。

 

相手への妬みは、恨みや怒り、嫌悪になったりして、仕事のチームや友人関係など人間関係を崩壊させることもあります。

そして、相手にばかり意識が向いて、自分のことがおろそかになれば、その後も、自分の得たいものは得られないでしょう。

自分には頑張りが足りないんだと、常に自分にムチを打って過剰に頑張り続けてしまい、身体的にも精神的にも参ってしまうかもしれません。

結局、
人の幸せを妬む感情に囚われていると、
自分の幸福感は感じられず、
自分の人生はうまく行かなくなってしまいます。

 

この記事は、人を妬む心理と、妬みを手放す方法についてお話ししています。

いつも無意識に繰り返している自分の深層心理やパターンに気づくことで、いつも意識を他人に囚われて妬んでいる苦しさを手放し、自分の幸せを手に入れることにつながりますよ。

人を妬む心理

私たちは、自分が欲しいけど持っていないもの持っている人や、自分がなりたい容姿の人や職業についている人に憧れたり、羨ましさを感じるものです。

これは、「欲しい」「なりたい」など自分の中にある欲求を、相手の中に見つけている状態です(投影)。

まあ、羨ましいや憧れの思いは誰にでもあるもので、それを得る為のモチベーションになり、得たときの大きな喜びにもつながるので、何も悪いものということはありません。

そして、自分の中に全くないものには特に反応することは無く、すごいな!とは思っても妬ましくは思わないものです。
(超一流!スター!と思うプロスポーツ選手、芸術家、芸能人などを思い浮かべるとわかりやすいのではないでしょうか)

妬むという感情は、もう少しで手が届きそうとか、自分が得ても不思議では無いと思うものを手にしている割と身近な存在の相手に感じます。
その相手を引きずり下ろしたい思いや、恨んだり憎んだりする激しさがあります。

同時に、相手には有って自分には無い、という劣等感や絶望感も感じています。

妬みの根底には自己否定がある

人の幸せを妬む思いの根底には、無意識にですが
人と比べて、
どうせ自分は劣っている
どうせ自分は得られない
どうせ自分は持てない
どうせ自分は不幸
どうせ自分は空っぽだ など

自分を自分でダメなヤツだと否定している感覚(自己否定)があります。

自己否定している人は、
常に自分の感情や欲求を抑圧していて、強い怒りをどこにも吐き出すこと無く、内にため込んでいます。
人の幸せを妬む自分もダメだと否定を重ね、打ち消したい思いもあります。

また、常に人と自分を比べていて、比べることでしか自分の存在価値や居場所が感じられません。
自分の存在価値や居場所が無いと感じることは、生死に関わるようなとても大きな恐怖なので、本能的に恐怖を感じないで済むように振る舞います。

 

つまり、
自分の立ち位置や存在価値を上げて、居場所を守るために、
怒りのパワーを使って、
人を引きずり落とそうとするのが「人を妬む」こと
です。

結局、自分で自分を上げる行動や努力は、何もしていません。

また、このパワーを使って、自分をがむしゃらに頑張らせる場合もあります。

この頑張りは、当てもなくただただ、もっともっと!と自分を奮い立たせるだけの頑張りです。

 

頑張って自分が欲しいものを手に入れて、幸福感や満足や安心が得られていれば、恨みは晴れそうなものですが、多くの場合そうはなりません。

自分は幸せを手に入れられず、ずっと誰かを妬み続けて、イライラ、苦しい、が繰り返されているのでは無いでしょうか?

 

イライラして苦しいのに止められず繰り返してしまうのにも理由があります。

自己否定にはメリットがある

根底に「どうせ自分は得られない、空っぽでダメな人間」という自己否定があると、、、
手に入れられる状態にあっても、手に入れることを自ら放棄してしまいます。

不思議に思うかもしれませんが、
私たちの脳は、無意識に深く思い込んでいる信念の通りに振る舞う選択を繰り返し、「やっぱりそうだ」と信念を強化し続けます。

つまり、自分の欲求、自分の幸せを手に入れないことで
「どうせ自分は得られない、ダメな人間」を証明し続けるのです。

 

イヤな思いをしても幸せを手に入れないことを続けるのは、自己否定して手に入れないことに、メリットがあるからです。
手に入れなければ。。。
◎頑張り続けられる
◎人から妬まれたり攻撃されない
◎人を頼ることが出来る
◎人に構ってもらえる、見てもらえる
◎自分よりかわいそうな人をガッカリさせない

無意識だとしても根底にある自己否定のメリットが大きいと、意識的な思考で、欲しい・手に入れたいと思っても、、手に入れることを拒んでしまいます。

理由はわからないけれど
詰めが甘い
最後で失敗する
いいところまでは行くのに…
何でも途中でやる気がなくなる。。。という経験があるのではないでしょうか?

自分は幸せが手に入らない(手に入れない・幸せにならないと決めている)けど、
持っていない惨めな自分を感じたくはない
だからこそ、幸せそうな人を見つけては「人を妬む」という心理になる、のです。

 

人を妬むということは、
人に自分の意識を向けて
かなりのパワー・エネルギーを費やすことになるけれど、
いくら費やしても
自分の人生を好転させ、幸福を感じることにはつながりません。

もし、妬む相手がうまく行かないことがあったとしても、
あなたが喜ぶのは一瞬ではないですか?
あなた自身にいいことがありますか?
その人がすぐに立ち直ったら?
別の人がうまく行ってたらどうでしょうか?

きっと、人の動向を気にしながら、ずっと不安やイライラ、怒りを感じるでしょう。

この先も、ずっと誰かを妬ましく思うことに自分のパワーを使い込む人生を送りたいですか?

 

人への妬みを手放し自分の幸せを手に入れる方法

人を妬むことに苦しみ悩んでいる人の現状は、

〇自分は幸せを手に入れられなくて人を妬むのは、本当はとても辛く、疲れる、苦しい
けれども、
〇自分が幸せを手に入れて人を妬まなくなれば、自分が妬まれるかも、頑張れなくなるかも、誰も頼れなくなるかも、誰も構ってくれなくなるかもしれないので、とても怖い

どちらも苦しくて怖くて動けない状態です。
※〈ダブルバインド(二重拘束)〉と呼びます。

 

人を妬むことをやめたい
自分の幸せを手に入れたい と思ったならば
無意識に持っている自己否定感を肯定感に変えていき、不必要な信念を手放すことが必要です。

自分の幸せを感じて、自分を満たしていくことを
自分の中に器があるとイメージすれば
自己否定してるのは、器の底に大きな穴が空いているようなものです。

どれだけ幸せを感じられる要素があっても
穴が空いていれば、受け止められず、貯められませんよね。

まず、穴を塞がなければいけません。

 

その作業が、自分の内面とじっくり向き合うことです。

自己否定感を持つ人は、幼いときに親に自分を否定されたり、受け入れてもらえなかった、認めてもらえなかったという悲しみや恐怖の傷を負っています(トラウマ)。
そして、安心感や肯定感を育む基礎となる愛着が不安定なものとなります。

親自身が人を妬む人だった場合、親をお手本にして無意識に同じやり方を取り入れていることもあります。

いつも人に向けていた意識を自分に向けて、無意識に起こっている自分の思考や行動のパターンに気づき、心の傷を癒すことがとても大切です。

幼い頃に取り入れてしまった感覚や心の傷を扱うのは、自分ひとりではとても難しいので、問題を扱い慣れていて信頼できる人に頼ることが大切です。

ぜひ、心理セラピーも取り入れてみてくださいね。

関連記事
『トラウマをケアできる心理セラピー』 こちらもご覧くださいね。

 

自己否定が弱まり、肯定感や安心感を感じるようになると、自分自身を大切に優しく扱えるようになります。
すると、自然に自分に集中することが出来て、自分の幸せを求めるために考え、行動が出来るようになります。
また、成功や満足を実感できて、幸せを受け止められるようになります。

自分の人生に向き合える人は、人に意識を向けられるので、人と比べたり、人の幸せを妬む必要がありません。
そもそも他人に自分の意識・労力・時間などを費やすようなそんな暇はないのです。

それが、自分の幸せを手に入れる方法です。

あなたも、自分の幸せを手に入れませんか?

 

では、また~。

 

 

 

こんな風に、人の幸せ、持っているもの、賞賛、評価などに、妬ましさを感じて自分が苦しく、辛くなる