私の子どもたちは、今日から給食開始です。
久しぶりの長い一人時間に、「あの読みかけの本を読もう♡」
「ブログも書いちゃおう!」「お昼寝もいいな~」などなど
『子どもと一緒の時間もいいけど、やっぱり一人の時間も大好きだ!』と
感じているところです。
こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピー®という心理療法で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。
北九州はあまり感じられませんが、大型台風21号の影響が西日本、東日本で心配されますね。
もしもに備えることは大切です!
大きな被害が出ないことを祈ります。
誰かといると苦痛だから一人でいる方がいい
以前の私は、子どもの長期休暇が苦痛でした。
「早く終わってくれー」と願い、9月になるのを指折り数える日々…。
さて、私のように、自分の子どもといえども、家族といえども、
【他人と一緒にいると疲れる。苦痛だ】と感じている人は多いのではないでしょうか。
共通するのはこんなことではないでしょうか。
①これをして…、次はあれをして…、と
頭の中に予定ややらなければいけないことがたくさんある
②リビングなど家族がいる場所では、何となく落ち着かない
(だから自分の部屋や一人でいられる場所にいる方がいい)
③いつも、肩こりや腰・背中痛がある
①~③を持つ人の傾向や原因をそれぞれに見てみましょう。
①自分の感覚や気持ちを感じるのが怖い
キチンとさんや、テキパキさんに多いかと思いますが、
これは、頭の中を思考でいっぱいにして、自分で自分を常に焦らせることで、
自分の感覚や気持ちを感じないようにするクセを持っているということです。
自分の感覚や気持ちを感じたくない=感じるのが怖いのですね。
自分のペースが崩れることやハプニングが、イヤだ、怖いということもあります。
②他人と無境界
自分の境界線があいまいで、いつでも他人に入り込まれたり、取り込まれたり
して、他人に影響されやすい状態にある。
(境界線とは、「自分とは」と自分の存在をしっかり意識できる、自分と他人を隔てる線・壁のようなものと思ってくださいね)
他人は自分を攻撃するものだ、他人に合わせなくてはいけない、
他人に嫌われてはいけないという思いが強く、
いつも人の目が気になる。
人の気持ちがわかりすぎる、いわゆる「いい人」。
ですが、それが嫌だ、怖いとも本能(無意識)で感じているので、
いつどこから来るかわからない他人に備えて、
いつも防御姿勢(ファイティングポーズ)やフォローに入れる体勢を
心と体でとっているような状態。
だから、人がいるリビングではくつろげるはずもなく、落ち着かないと感じるので、
自分の部屋に居たい(一人になりたい)と思うのです。
「独りが好き」というよりも、「独りのほうが気楽でマシ」という感じですね。
③筋肉を硬くして防御姿勢を取る
②で言ったように、常に防御姿勢やフォローに入れる体勢でいるために、
当然、常に筋肉が緊張しているので、万年肩こりや、背中・腰痛持ちになります。
まとめると、①~③はつながっていて、
自分に、くつろぐ・緩むという「安心・安全」の感覚が無く、
「人が怖い」と思っているいうことになります。
人が怖い
身近な家族の中でさえも落ち着かなさや怖さを感じているのであれば、
それ以外の人の中ではもっと強く感じているでしょう。
・人と会うと、その後ドッと疲れる
・約束をドタキャンしてしまう
・仕事が辛いというよりも仕事に行くことが辛い
・学校関係の役員やママ友の集団に居ることが苦手・苦痛
・いつも出掛ける準備がギリギリまでできない
・頼まれると断れない
などが思い当たりませんか?
小さなころから、家族・家庭は落ち着きや温かさを感じる人たち・場所ではなかったのではありませんか?
もしかすると、産まれる前、お母さんのお腹の中にいる頃から、
お母さんの不安やストレスを受け取り、同じように緊張していたのかもしれません。
・夫婦仲が悪く、ケンカや怒鳴り声が絶えなかった
・親が厳しくてよく怒られていた
・親が気分次第で態度をコロコロ変える人だった
(優しかったり、怒鳴ったり)
・親がいつも忙しかった
・DVや虐待があった
幼い頃に家族の中で感じていた【お父さんは怖い、お母さんは怖い】などは、
大きくなると、対象が一般化されて【周りの人】へ広がり、強化されるため、
→【人が怖い】という感覚を強く感じるようになります。
悩みや生きづらさは人間関係の中から生まれる
私たちの悩みや、生きづらさや生き苦しさは、ほとんどの場合
人とかかわること=人間関係に因るものです。
だからこそ、「安心や安全の感覚がわからない」で、
「人が怖い」と無意識に感じていると、
多くの、または大きな悩みや生きづらさを抱えることにつながります。
「独りが好き」というよりも、「独りのほうが気楽でマシ」
という思いで独りでいることを選んでいるのですから、
『人に近づきたい、人と仲良くしたい、人といい関係を築きたい』
と心から思うときにも、『それが出来ない!』ことが悩みや
生きづらさとなるのです。
誰にでも同じような効果が感じられるわけではありませんが、
このような違いが感じられるようになったと感想をいただいています。
○「どこにいても落ち着かない」という感覚が薄れた
○くつろぐことができるようになった
○人と会うことが嫌じゃなくなった
○ひどい肩こりが治った
○あまり人の目が気にならなくなった
リトリーブサイコセラピー®では、本人が本当に望む生き方を選ぶために、
それを止めている根本の問題を、その時の感覚や気持ちと共に丁寧に扱っていきます。
わたしは、今は、一人は好きだけど、一緒は一緒で「それもいいな」「まあいいか~」
という感じです。
(もちろん、夏休みは、いつもと違う時間の流れ、暑さの中でのご飯の手間や
子どものやりたいことに合わせる忙しさは感じていますが(笑))
無理して、考えや行動を変えるのではなく、
自然に、より楽に生きる感覚を感じられるようになると思います。
では、また~。
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