こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

 

幼い子どもにとって親は、愛されたい愛したいと願うかけがえのない存在であり、まだ自分ではどうすることも出来ない自分の生死や安全を任せて、頼らざるを得ない存在。

「親の期待」に応えたいと思うのも自然なことです。

しかし、その想いや、それを遂げるための思考や生き方のクセは、大人になったときに思わぬ生きづらさとなることがあります。

「親の期待」に応えることは、親の役に立つ、親を助ける役割を背負うことです。

つまり、「自分自身の人生を生きてはいけない」という生き方になります。

 

これ、想像してみてくださいね。

自分の人生を歩むのは、自分しか出来ない。
なのに、歩いているのは自分であって自分でない…
自分は空っぽで、自分の中は、得体の知れない重りや他の誰かで満たされている感じ。

重いですよね。

この生き方では、自分の楽しみや幸せ、充実感などが感じられませんね。

現実社会とかかわれずに引きこもったり、言われたことをがむしゃらに頑張って倒れたり、うつ症状になったり、親となり教育虐待することにも、関係しています。

自分の人生を自分で歩めるようになると、自分のやりたいことのために頑張ることが出来たり、自分の幸せのための行動ができるようになり、安心して、楽しんだり、充実を感じたりすることが出来るようになりますよ。

どうして、自分の人生を生きられなくなってしまったのでしょう。
どうしたら、自分自身の人生を生きられるようになるのでしょう。

親の期待

「親の期待」と言うと、高学歴、高収入、秀でた芸能やスポーツ、結婚などが思い浮かぶかと思いますが、それだけではありません。

家系・家業を継ぐ、親の果たせなかった夢を叶える、というのもあります。

そして、具体的な目指すものがあることだけでもありません。

●いつも親の言うことを聞くイイコでいて欲しい
●泣いたり騒いだりうるさくしないで欲しい
●甘えてこないで欲しい
●親を助けて欲しい
●あれこれねだらないで欲しい
●親の機嫌を悪くしないで欲しい
●親の劣等感を刺激しないで欲しい(親より出来て欲しくない)

実は、このような日常的な「親の期待」もあるのです。

親が…忙しい、仲が悪い、病弱、片親、暴力的、経済的困窮などがあると、
特に、子どもは、親を助けたい、親の役に立ちたい、親に関心を持ってもらいたいと思い、「親」を中心に生きるようになります。

それが、子どもの安心、安全、愛情を得たいという切実な願いを満たすための生きる術です。

自分の人生を生きてはいけない

どんなものであっても「親の期待」に応えるためには、次のようなことが普通になります。
・親の機嫌や要望に敏感になる
・自分の感情を感じていられない
・自分らしく、子どもらしく振る舞えない
・ずっと子どもでいなければいけない
・自分の欲求を出せない、満たせない
・自分で選べない

いっつも、「親の期待」に応えなければ見捨てられる恐怖や、大切にしてもらえない恐怖を感じながら、その状態を繰り返していたら、それはもう、自分自身ではいられなくなります。

親の期待に反発する場合もあるでしょうし、
親の期待に応えられない場合もあるでしょう。

その時には、「親の期待」に応えられない罪悪感や、味わった挫折や報われない無力感も重ねて感じることになります。

「親の期待」を押しつけられて、親への反発心や恨みを強く感じることにもなるでしょう。

 

このようにネガティブな感情に傷つき、自分の人生を生きられないまま大人になったのですから、生きづらさを感じたり、悩みが多くなったりして、人生に迷ってしまうのです。

愛されたい欲求を満たす

「親の期待」を背負った子どもは、子どもとして一番最初に持って当然の欲求が満たされていません。
そのままの自分を愛して欲しい
大切にして欲しい
安心安全を感じてたい
成長したい

親という愛して欲しくて愛したい存在との愛情の絆が結ばれず、欲求が満たされなくて、ネガティブな感情で心が傷ついています。

親の表情、暴言、暴力、ネグレクトなど様々なことが、トラウマ(心的外傷)となっています。

それらが、大人になっても隠れたまま、自分の人生を生きない生き方が残っています。

だから、この生きづらさに気づいて、自分の人生を生きたいと思うならば、心の傷を癒すことが必要です。

もう、心の傷を癒して、「親の期待」に応える役割を降りてもいいし、「親の期待」という重荷を下ろしてもいいのです。

 

・自分の中が自分で満たされている
・自分の足下(土台)がしっかり安定している
・この先に自分の進みたい道が続いている
・自分の重みを感じて立っている
・肩や背中が軽い

感覚は、人それぞれですが、心理セラピーで「親の期待」に応える生き方から、自分の人生を歩む生き方へ変わってきたクライアントさん達が、表現された体感覚です。

 

今の生きづらさから、自分の根本の問題に気づき、問題を解決して
あなたらしく、あなたの人生を生きることが出来るようになりますよ。

では、また~。