こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

 

台風19号の被害が連日報道されています。
被害に遭われた方々の心痛をお察しします。
心配、不安な日々が、できるだけ早く、解消されることを願っています。
お体にもお気を付けくださいね。

 

 

さて、
「私を好きになって!」と追い求めても、恋愛がうまくいかないー!ってこと繰り返していませんか?

相手が、自分を好きになってくれたとしても
◎途端に冷めて、また次の人を求める
◎いつも「私のこと好き?」って確かめ過ぎて、結局相手が離れていく
こともあるかもしれません。

これは、自分が相手の人を好きだという気持ちよりも、自分の存在する意義を見いだせない欠乏感を、人に好かれることや必要とされることで埋めたい思いを重要としているから起こります。

根底には、「自分は他人に好かれるはずがない、誰からも必要とされていない」「人は信用してはいけない」という思い込みがあります。

この思い込みがあると、
いつも満たされない感覚があり不安。
だけど、自分自身も自分のことが好きではないので、自分を大切にすることが出来ない。
どうにか埋めようとして、相手に求めるばかりになる。
しかし、例え、相手が与えてくれても信じられなかったり、受け止められなかったりで、いつまで経っても愛情の欠乏感や不安は消えないまま…
もっともっと!と相手に要求し続けることに…

これでは、恋愛に限らず、いろいろな人間関係がうまくいかないことにもなります。

愛してくれることを求め続ける、まるで、愛してくれくれお化けです。

そして大抵は、次々に相手を変えるイヤなやつ、八方美人、浮気性などと噂される、とか
相手が疲れたり怒ったりして、安定した付き合いは続かずに離れていく…ということになるのです。

これは、あなたが本当に望む関係でしょうか?

 

安心で満たされた愛情でつながる関係を求めるのではないでしょうか。

「自分は他人に好かれるはずがない、誰からも必要とされていない」
「人は信用してはいけない」という思い込みが変わることで、本当に求める関係が得られるようになりますよ。

 

どうしたら、安心で満たされ愛情でつながる関係が続けられるようになるのでしょう。

誰からも好かれない、人を信じてはいけない

●自分は誰からも好かれない、必要とされない
●人を信じてはいけない

この思い込みは、とても悲しい、苦しい、怖いものですね。

幼い頃、そう信じ込むような出来事や、家族関係があったことと思われます。

実際、親はそんなことはなかった、あなたのことが大好きだったというかもしれません。

けれど、子どもの側からは、そう感じたというだけで、思い込むには十分です。
子どもは、常に、親を気にして、親に大切にしてもらうこと、愛してもらうことを求めています。
そうでなくては、安心して生きていくことが出来ませんからね。

それほど、子どもにとって親は何にも変えられない、かけがえのない大切な人なのです。

例えば、
・親がいつも忙しかった(仕事、家庭以外への興味、他の兄弟の世話など)
・親が気分や、家の外と内でコロコロ態度を変える人だった
・家族の輪の中に入りずらかった
・親が不安定だった
・自分の気持ちを聞いてもらえなかった(否定や無視)

子どもは、自分が親にとって邪魔な存在のように感じて、愛情を受け取れず、何を信じていいのかわからなくなって、不安になるでしょう。

この大きな不安の中で、どうにか自分が納得するために

自分は誰からも好かれないんだ、必要とされないんだ
人を信じてはいけない

だから、仕方ないんだ

と無意識に思い込みます。

この思い込みは、とてもさみしく悲しくて、満たされないですよね。

だから、
誰かに自分を好きになって欲しい!
自分を愛情で満たして欲しい!
信じさせて欲しい!と、
『誰か』に求めずにはいられなくなります。

人の愛情が通り抜ける底のないコップ

愛情で満たされずさみしく悲しいから、人に求めるのに、この思い込みがあると、人からの愛情を受け取ったり信じたりすることができないというジレンマが起こるのです。

この思い込みは、愛情が通り抜ける底のないコップのようなものです。

だから、
次々と自分を好きになってくれる人を探し続けたり
もっともっとと求めたり、執着しすぎたり
電話、即レス、プレゼントなど目に見えるものでしか愛情を測れなかったり
私のこと本当に好きなの?と疑ったり、確かめずにいられなくなったり

ずっと不安で愛情飢餓感から抜けられないのです。

 

では、本当に好きな人、本当に信頼したい人と
安心で満たされ愛情でつながる関係が続けられるようになるには、どうしたらいいのでしょう。

安心で満たされ愛情でつながる関係のために

自分は誰からも好かれないんだ、必要とされないんだ
人を信じてはいけない

この思い込みから抜け出すことです。

そのためには、心の傷を癒し、自分の親と結べなかった愛着の絆を自分で築き直すことが必要です。

具体的には、思い込んだ幼い頃の親子の関わり、その感情(悲しさ苦しささみしさ怖さなど)、思い込むことでのメリットなどを、丁寧に見つめ直してみましょう。
(どうしたらいいのかわからない!時には、心の問題を扱うプロ=心理セラピストにご相談くださいね)

コップにしっかりと底ができるということは、自分で自分を大切に出来て、満たすことが出来るようになること

人からの愛情を受け止めることも出来るようになります。

 

恋愛だけに限らず、人間関係がうまくいかないー!ってことが、いつの間にか解消されていることと思います。

あなたが望む、安心で満たされ愛情でつながる関係を築くことが出来ますよ!

 

では、また~。


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