こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。

朝の犬の散歩で、ドアを開けて一歩外に出た瞬間にヒヤッと冷たい空気を感じました。
見上げれば、秋の雲です。

昼間はまだ暑さを感じるけど、もう秋ですね。
今晩は、中秋の名月ですよ。

夜空を見上げてみてくださいね。

さて、今日は、「孤独が怖い」をテーマに

孤独を感じるのが怖い
みんなの中に居るのに孤独を感じてツラい という人に向けたお話です。

 

あなたは、人と居たいのに、人間関係が深まらず、安定して続かないと悩んでいませんか?

孤独を感じるのが怖い

孤独の恐怖は、多くの人が避けたい感情や感覚です。

ですが、ひとりでいることが好きな人もいます。

過剰に孤独が怖くて孤独を感じるのを避けたい人が、人間関係にいろいろと不都合や辛さが出て悩みとなります。

 

過剰に孤独が怖い人は、実は『自分は孤独だ』と心の奥で信じていて

常に、安心感は無く、孤独の不安や恐怖感がつきまとっています。

だからこそ、どうにかして孤独を避けようとするのです。

 

孤独は怖い、孤独を感じたくない!
だから、人の中に居よう。
でも、人といてもいつも不安、孤独を感じてしまうーー

となるので

無意識に、できるだけ、孤独の恐怖を避けるために

人に受け入れてもらおう
人に認めてもらおう
人に居場所をもらおう(居てイイよという許可をもらおう)
人に愛してもらおう   と行動するんですね。

まとめると、人から安心をもらう行動です

 

具体的には、
自分の気持ちや意思を押し殺して

人の顔色を伺い
人の機嫌をとり
期待に応えて人を喜ばせようとする行動です。

 

それは

◎相手に頼らなければ、自分は生きていけない

◎相手が上にいて自分は下にいる 

という自己否定と依存心で『人から〇〇もらう』ための行動です。

 

見方を変えると

人からもらう行動とは、

自分の行動で、人の機嫌や評価をコントロールしたり、

自分のために人を利用して、人から奪っていることでもあります。

 

 

けれど、『自分は孤独だ』と心の奥で信じてもいるので、
どれだけ人から安心をもらっても、

どうせいつか嫌われる
見放されるかも?
やっぱり孤独になるの? と孤独の不安や恐怖は消えません。

 

つまり、

孤独の恐怖を避けようとする行動をとっても

不安や恐怖は消えないままなので、

人にしがみつき、人からもらうことをずっとやめられません。

 

その上に

自分はこんなにやってあげてる
いつも緊張している
人のことを優先している など

いつも、相手のために気も労力も時間も使い、自分は我慢している気持ちで
本当は、自尊心は傷つくし、苦しいし、嫌だし、不満だし
怒りも貯まります。

だから、我慢している人は、
ちょっとしたことで不機嫌にイライラしたり、キレたりしてしまうんですね。

人を利用し、人から奪う行動を続ければ孤独になる

孤独が怖くて、孤独を避けようとする人が

人から安心をもらおうとする行動は

人をコントロールし、利用し、人から奪い続ける行動であり、

これを続ける限り、

大抵の相手の人は、居心地の悪さや嫌悪を感じたり、怒りを感じます。

そして、関係がこじれたり壊れたりして、あなたから離れていくので

結局、孤独になるのです。

 

 

友人と、パートナーと、会社の上司や同僚と、家族と、
人間関係こじれていませんか?

だって
人に操られるのって
人から奪われるのって 嫌 ですよね?

その上、ちょっとしたことでイライラされたら、、、

私は、嫌ですww

 

でも、本人は無意識でやってるんです。

 

だから、自分を振り返ってみてくださいね。

 

人と居たいのに、人間関係が深まらず、安定して続かないことを繰り返して

自分はやっぱり嫌われる
自分はやっぱり見放される
自分はやっぱり孤独になる という想いを強めていませんか?

解決のために

孤独を避けるのでは無く、孤独を受け入れる必要があります。

これは、孤独で居続けろ、ということではありません。→間違えないでくださいね

多くの場合、幼少期に親に

関心を持ってもらえなかった
認めてもらえなかった
そばに居てもらえなかった
愛してもらえなかった、、、など

安心して温かく人とつながる感覚を得られないで
孤独の恐怖で傷ついています。

孤独の恐怖に傷ついた心を見つめ直し、癒すことが、まず必要です。

そして、自分とつながり、人とつながる安心感を覚えていくこと

孤独の恐怖への過剰な怖れは薄れていきます。

 

人に依存し、人から安心をもらおうとする関わり方も変わっていきますよ。

孤独に怯え、孤独を避けようとしながらも、不安や恐怖につきまとわれる日常や人間関係をを

安心して過ごせるものへ変えてみませんか?

 

では、また~。