こんにちは。
【福岡・北九州】の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
人が怖い/人付き合いが苦手/親子問題/共依存など人間関係の悩みを解決しています。
「人の視線が怖い」と悩んでいませんか?
人の視線が怖い=視線恐怖は、
世界的に広く用いられているアメリカの精神疾患の診断基準(DSM-5)では
社交不安障害の1つとされています。
日本でも多くの方がこの視線恐怖に悩んでいます。
今日は、「人の視線が怖い」心理について、書いてみますね。
人の視線が怖い
「人の視線が怖い」とは、そのまま
◎人の視線、人から見られることが怖い
だけでなく
◎人から否定的に評価されるのがこわい
も含んでいます。
「人の視線が怖い」人は、他人を目の前にすると、
●おかしな人と思われたら、、、
●出来ないことがバレたら、、、
●ダメ出しされたら、、、
●醜い自分を見られたら、、、など
自分が相手に見られて、
どう思われるか?どう評価されるか?が気になります。
すると
相手の顔が見られなかったり、
人前での行動がオドオド、ギクシャクしたりして
ますます人にどう思われるかが気になり、不安や恐怖が大きくなって
人を避けるようになってしまいます。
また
よく思われるように、いい評価がもらえるようにと
常に一生懸命に頑張ることが、やめられなくなることもあります。
このように
●人との関わりを避けてしまう
●常に過剰に頑張って疲弊してしまう
という悩みになっていきます。
余談ですが、、、
さらに
◎自分を分かってくれない人、認めてくれない人を激しく攻撃する
◎自分をわかってくれた人、認めてくれて人にしがみつき、依存する
◎人に認められる人を激しく妬み、恨む など
という
こじれた人間関係の問題に発展することも、よくある問題です。
原因とは?
「人の視線が怖い」とき、
人に意識が向いている(人を気にしすぎている)と感じやすいのですが
実は
自分は、ちゃんとしているか? 出来ているか? おかしくないか?と
常に、自分に意識が向いています。
そして
人にどう思われるか?どう評価されるか?を心配しながらも
自分の中では、
この先、悪い結末、否定的な評価が来ることを当然のものとして想像しています。
つまり
自分は劣っている
自分は出来ない
自分は愛されない
自分は否定される
自分は笑われる
自分は嫌われる
自分は怒られる
自分は拒絶される
など
自分で、自分を否定的に捉えていて、
「人に否定的に思われるに違いない」
「そんな自分はここで生きていけない」と自分を怖がらせているのです。
「人の視線が怖い」には
このような自己否定の問題や
ありのままの自分は、人に受け入れてもらえない(愛してもらえない)という
自己愛の問題が
大きく関係しています。
それは
幼少期の親子関係で
・否定的な扱いをされた
・そのままの自分を愛してもらえなかった
劣等感、孤独感、無力感、罪悪感など不安や恐怖を感じ
自己否定や自己愛の傷付きのトラウマ体験が原因です。
本当の解決に向けて
「人の視線が怖い」悩みを根本から解決するためには、
心の傷を癒し、不安や恐怖の思いを終わらせることがとても大切です。
そうすることで、自分の中に安心して人と関われる土台が築かれます。
その上で、
人と関わるときの認知や行動を変えて行く練習をしていくと
とても効果的です。
自分の中に安心の土台が無いままに
「人の視線が怖い」不安を押し隠して、人と関わることは、
人への不安や恐怖のループを繰り返しながら、
自己否定を強化し、
不安や恐怖を増大させていき、ますます人間関係の悩みを深めます。
だから
まず最初に、心の奥の問題を解決していくことをオススメしています。
※心理のワークショップでは、知識と体感で自分の心の問題に気づきを
※心理セラピーセッションでは、深い癒やしと安心を育て、根本からの解決を
お届けしています。
関連記事
→ 『人間関係に疲れているあなたへ ~自己否定を自己肯定感へ~』
では、また。