こんにちは。
【福岡・北九州】の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
人が怖い/人付き合いが苦手/親子問題/共依存など人間関係の悩みを解決しています。
楽しくもない
うれしくもない
必要無いときも
辛いときでさえ
とりあえず笑顔でいる
作り笑顔や愛想笑いがクセになっていませんか?
本当は、笑顔でいることに疲れていませんか?
今日は、作り笑顔がクセになっている心理について書いてみますね。
笑顔で隠す
心理セラピーの現場で
「笑顔のお面」が顔に張り付いたような人に
出会うときがあります。
この様な人は
大抵
周りの人へ意識を向け、気配りして
自分の中では何かの恐怖を隠したり、抑圧しています。
例えば
人に嫌われないように
仲間はずれにされないように
ダメな自分がバレて恥をかかないように
人に負けないように
笑顔で、恐怖を誤魔化したり、遠ざけて
自分が傷つかないように
守っているんです。
つまり
他者を優先して
笑顔で自分の感情を抑圧しているのです。
感情を抑圧することの3つのデメリット
たとえ
自分を守るためであっても
こうやって
自分が恐怖など感情を抑圧し続けていると、、、
①自分がわからなくなる
「どうせ感じても出せないのなら、感じても仕方がない」と
自分の気持ちに意識を向けたり、表現することを諦めるようになって
自分の気持ちがわからなくなってしまいます。
自分の快不快、自分が欲しいもの、自分はどうしたいのか?など
自分の欲求もわからなくなるので
人生の道しるべがなくなったり、選択が出来なくなってしまいます。
②人が怖くなる
周りの人に投影が起きて
人が何を感じているのか?
人がどう思っているのか?
人の感情に過敏になるので
どんどん人が怖くなっていきます。
③人への不満や怒り
人から軽く・雑に扱われやすくなり
人への不満や怒りを
心の内に増幅させるようになります。
人付き合いはうまくいかなくなってしまいます。
こうやって
作り笑顔で感情を抑圧すると
生きづらさや人間関係の悩みに
つながっていきます。
自分の感情を素直に表現する
楽しいから笑うのでは無く
笑顔になることで楽しくなると
言われることもありますが(その実験結果もありますが)
楽しいから
うれしいから
自然に笑う
というように
自分の感情に素直な表情で表現できるのが
一番自分が楽
だと思うのです。
そして
感情を素直に表現する人は
人の感情にも共感できるようになったり
楽しんでいる人の周りには人が集まってきたりして
対人関係もよい方向に向かっていきます。
自分の笑顔を大切にしていきたいですね。
では、また。