こんにちは。
北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。

もう夏か⁉と思うほどの暑さから、今日は、雨で、グッと気温が下がりました。

今日は、こころの栄養がテーマです。

こころの栄養

子どもの安定したこころとからだの成長には、親とのかかわりで、繰り返し、安心・温もり・安全を感じることが、欠かせません。

〇抱っこなどのスキンシップ
〇子どもが泣いたら、優しく「どうしたの?」と近寄っていく、抱き上げる
〇子どもが不安なときに手を差し伸べる
〇目を見て話を聞く、話しかける
〇一緒にご飯を食べる
〇優しい言葉をかける、褒める
〇笑顔や温かなまなざし
〇両親の仲が良い

子どもは、母乳やミルク、食事を与え、いろいろなお世話をしてあげれば、十分育つ、というものではなく、こころの栄養が必要です。

どれも、特別なことではないのですが、安心・温もり・安全を感じることは、まさにこころの栄養となります。

また、お父さん、お母さんと子どもの強く安定した絆(安定した愛着)を築くことにもなります。

自分が緊張しているとき、時間に追われているとき、気になることがあるとき、など、できないこともあるでしょう。

 

時々ではなく、そういう風に子どもとかかわっていきたい、と思っているのにいつもできないという人は、自分が子どもの頃を思い出してみてください。

幼い自分が、こころの栄養をたっぷりともらっていないのかもしれません。

自分のこころが満たされず、不安や緊張が続いていると、人に与えることは難しくなります。

誰も私を見ていない

以前、心理セラピーセッションを受けられた方の話です。

【子どもたちのやることが、いちいち気になって、イライラして、爆発してしまう。

後悔と反省をするけど、また繰り返してしまう。それが、イヤだし、もうやめたい。

子どもが私に寄ってくるのが、実は苦手。それじゃだめだと思うけど…

自分は、両親に大切にしてもらったし、ちゃんと育ててもらったと思っている。】

 

 

セッションが進むと、幼い自分を感じているクライアントさんは気が付きます。

・・・・・・

家族の誰も、自分を見てくれていない。

「お姉ちゃんだから、大丈夫よね。ちゃんとしてね。弟たちの面倒をみて。」こんな言葉ばかりがかけられる。

家族みんなが遠い距離にいる。

さみしい。一人ぼっちは怖い・・・

 

※でも、そんなこと言ってはいけない。

 私がちゃんとしなくちゃいけない。

 

♠そうじゃなかったら、この家にいられない!私の居場所がなくなる!

 それは、一番怖い。死ぬくらい怖い!

・・・・・・

 

幼い子どもにとって、唯一の居場所であるこの家族の中にいられなくなることは、生死にかかわるほどの恐怖を感じるものになります。

 

その恐怖♠を感じないために、※自分の気持ちにふたをして、ちゃんとすることを選んだのです。

 

『自分の気持ちを抑えて、ちゃんとする』という彼女の決め事には、一番の恐怖を感じなくて済む、というメリットがあるのです。

 

 あなたたちもそうしなさい!

さて、メリットのために、その決め事を手放すことなく持ち続けたまま、彼女は大人になって、お母さんになりました。

 

子どもたちは、自由気ままに振る舞ったり、ケンカをしたり、泣きだしたりします。

 

子どもたちの様子は、彼女にとって、の決まり事をやぶることとなります。

そうなれば、の恐怖(一番見たくなかった恐怖)を感じそうで、不安をかき立てるのです。

 

不安だから、子どもたちを監視し、ちゃんとするように指示を出し、言うことをきかせるために爆発しているのでした。

 

爆発するときに、彼女が無意識に感じていたのは、こういうことです。

 

『自分の気持ちを抑えて、ちゃんとする』

私が、そうしてきたのに、どうしてあなたたちはできないの!

あなたたちも、気持ちを出さないで!

あなたたちも、ちゃんとして!

そうしないと怖いことになる。私を不安にさせないで!

 

そして、抑えていた本当の気持ちは…

でも、本当は、さみしかった、一人ぼっちはイヤだった

本当は、私のこと見て欲しかった

本当は、大丈夫なんかじゃなかった、私も甘えたかった

本当は、できないこともたくさんあった、助けてほしかった

本当は、もっと抱っこして欲しかった

 

そんな本当の気持ちは、抑え込まれたまま、行き場を失い、こころの中にたまって、自分を傷つけてもいたのです。

 

彼女は、本当の気持ちに気づき、こころの傷や不安や恐怖を癒していくことができました。

 

そして、自分の中に、自分でこころの栄養である安心や温かさや安全の感覚を満たしていくと

子どもとも、安心や温かさでつながることができるようになります。

 

 

あなたが求めているのは、安心で温かなつながりではありませんか?

 

では、また~。

 

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