こんにちは。
北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。
温かな日が続いて、あっという間に桜が咲いて、散っていきますね。
今日は、笑顔は仮面や壁にもなる、という話。
笑顔でブロックする
子どもたちとの公園や、保護者の集まりで、いつもニコニコ笑顔のお母さん。
『いつも楽しそうでとても優しそうなお母さん』という評判。
本当に、人と一緒に居ること、その時間、その場を楽しんでいるのなら、いい。
でもね、笑顔の人が、本当に楽しんでいるとは限らない、
というところが問題。
![](https://machidoritomo3-shinritherapy.com/wp-content/uploads/2018/03/笑顔口元-300x198.jpg)
。。。。。。。。。。
人がたくさんいる場所にいると緊張する。
出かけると思うと気が重い。
家に帰ると疲れていて、イライラして、子どもにきつく当たってしまう。
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笑顔は、自分を守る仮面や壁にもなるのだ。
〇これ以上私に近づかないで。
〇何にも敵意はありませんよ。
〇私には関係ありません。
〇私はきちんとしてますよ。
そうやって、笑顔でメッセージを送り、人との距離をとろうとしている。
〇近づかれたら怖い
〇敵意を向けられたら怖い
〇自分が関わらなくちゃいけなかったら怖い
〇ダメな自分がばれたら怖い
〇本当に一人ぼっちになったら怖い
「そんな恐怖を感じたら、生きていけない!」
だから、恐怖を感じないように、笑顔でブロックをしている。
そして、感情の抑圧って、結構なエネルギーを使うんですよね。
外で、笑顔でいる分、家では、不機嫌だったり、無気力だったり。
一度、怒り出すと止まらなくなる。
そして、言いすぎた、やりすぎたと後悔と罪悪感でいっぱいになる。
人との距離感
その微妙な距離って、本当に自分が望むもの?
心地よい?
あなたを傷つけるかもしれない人は、近づかないだろうけど、
あなたのことをもっとわかりたい、もっと親しくなりたい、本音で付き合いたいと思っている人も、その笑顔でブロックされて近づけない。
自分からも近づけずに、いつか誰かが近づいてくれるかもって、ずーっと待ってるの?
![](https://machidoritomo3-shinritherapy.com/wp-content/uploads/2018/03/壁-300x174.jpg)
人に近づくのは、傷つけられそうで怖い、
でも、孤独になることも怖い。
だから、笑顔で、近づかれ過ぎず離れすぎない、人との微妙な距離を保っている。
なのに、親しくなりたくてもなれない!
という、「どうしたらいいのかわからない!!」状態。
幼い時の家族との距離感
この人との距離感は、幼い時の家族とのかかわりで感じたもの。
・親に近づくと拒絶された
・ひとりぼっちになる恐怖を感じていた
・家族の輪の中に入れない感覚があった
・親の機嫌が急変することがあった
自分と家族との距離が遠いことに恐怖を感じながらも、それに耐えることで、どうにか家族の中に居場所がある。
「恐怖なんだけど、何とか居場所があって安心」
この安心というメリットが、幼い時には必要だった。
大人になった今の自分には、そのメリットは違和感あるものとなり、人との距離、人との付き合い方の問題になっている。
幼いころは、不安や恐怖がありながらも居場所がある安心は、絶対に必要だと信じていたけど
大人のあなたは、どこにいても、自分のいる場所が、安心な居場所とできる力がある。
本当の安心や心地よさを感じて、
自分が親しくなりたい人と、なりたい距離で付き合うことを選べる。
目が笑っていない、張り付いたような笑顔は、もう必要ないですね。
では、また~。(^▽^)/
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