こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

 

親離れしない、出来ないという年齢的には大人の子どもたちが多くいます。

「親離れしないしたくない」という人は、今は悩んでいないでしょう。

でも、親離れ=自立が出来ないと思う人や、親が重たいと思う人は、悩み、生きづらさを抱えています。

自分の考え、友人・恋愛の人間関係、経済的にも、あらゆる場面で自分の自由がない
自分で決められない、自分で責任を負う事が出来ない など
他人に影響されすぎて、不自由な生きづらさや苦しさを感じるからです。

そこには、親子の共依存の問題が深く関わっています。

共依存の関係を抜け出すことで、

自分の人生を生きたい、自分の幸せのために行動したいという思いを実現することが出来るようになります。

今は、何だか生きづらいというだけの人にも、自分の幸せが何だかわからないという人にも、自分の生き方を自分で選ぶためのヒントになることと思います。

 

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2019年9月28日(土)
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親が重い、離れられずに苦しい

動物の中で、人間ほど、長い間、親が子どもの世話をする動物はないでしょうね。
それでも、誰にでも自立というものはどこかの時期に必要なものだと思います。
親が、子どもをいつまでも子ども扱いし世話を続けていては、子どもは、いつも親を頼って自分で生きていくことが出来ないまま…ということになります。

子どもは、自由も自分らしさも知らないままになります。

 

相談に来られた女性は、自分の恋愛や仕事がうまくいかないことを悩んでいました。
『自分が好きな人と言うより、母が文句を言わなさそうな人かどうかを条件にしてしまって、結局付き合えない。
仕事では、経験を積み、任されることが多くなったが、それがとても不安で仕事を辞めたいと思うようになってきた。
母親が何にでも口出ししてきてうるさい、イヤだ。
でも、無視することも出来ない』というのです。

幼い頃の彼女は、暴言を吐く横暴な父と、それに耐える母に挟まれ、
「お母さん大変そう。私がお母さんの味方。お母さんの言うことを聞かないと、この家がイヤになって出て行っちゃう」と思っていました。

幼い子どもにとって、家の中に不安があること、母親に見捨てられるかもしれないということは、生きられるかどうかがかかっていて、とても怖いことです。

だから、自分のやりたいことを通すことはわがままだと我慢して、母親の言うことをよく聞く子どもでいました。

そうすれば、面倒なことがなくて楽だし、母の役に立ち、愛情や安心が得られるメリットがありました。

大人になり、自分の世界が広がり、母の言葉に違和感や反発を感じながらも、無視できなかったのは、このメリットが心理的にとても大きなものだからです。

母親の言うことを聞かず、自分の思うようにしようとすれば、母を見捨ててしまう罪悪感と母に見捨てられる恐怖がかき立てられるのです。

母の言う通りにしていたので、自分で自由に考えて行動したり、その責任をとる経験をしたことがありません。
それが、仕事での責任を過剰に不安や、プレッシャーに感じることに通じていました。

自分で選びたい思いが大切

母親の支配を受け入れ、依存していたことに気づいて
いつも耐えていた不安や恐怖の感情を解放していきました。

このままではイヤだ。
自分の人生は自分で選びたい。
自分の幸せのために行動したい。

あなたもそう思いませんか?

支配と依存の関係を抜け出すと
・人の目が気になりすぎなくなる
・自分の好きなことがやれるようになる
・自分のために頑張れるようになる
・親から自立できる
・周りの雰囲気に影響されにくくなる
・良い人間関係が続く
など、自分に合った生き方が出来るようになります。

 

少し、母親側を見てみると、その親からの支配を受け入れていたと思われます。
支配と依存の思考パターンは繰り返されるのです。

夫と向き合うコミュニケーションを取ることが出来ず、子どもを自分の思うようにすることで自分の不満や不安や孤独の恐怖を見ずに済みました。
子どもを支配しているようで、子どもに執着し頼っていたとも言えます。

この母親のような場合、子どもが自分から離れようとするのを、手を替え品を替え思いとどまらせようとします。
本当に子どものために、その子らしさや自由や自立を喜んだりはしません。

「あなたのためよ」というのは、本当は自分のためなのです。

共依存は、愛という名の支配とも言われるゆえんです。

 

彼女の場合も、親離れをしようとしても、母親は強粘着質のように離れようとしないでしょうが、本当に自分の人生を生きたいと望むならば、あきらめずに、境界線を引いていくことが必要ですね。
自分の本当の望みが、一番強いきっかけや目標になることでしょう。

そして、自立することは、親を見捨てることではないので、罪悪感を感じる必要はありません。
それでも、手強い母と、自分のこれまでの思考クセを目の前にすると、くじけてしまうかもしれません。

完全に離れることを目標にするより、自分を大切にして、自分が心地よく感じる距離を保てるようになれば、いいのだと思いますよ。

自分の幸せを見つける

自分の幸せのために生きるには、これまでの支配と依存の思考パターンに気づき、抜け出すことが必要です。

自分が無意識に持っている思考パターンなので、一人では難しいかもしれません。

人(心理のプロ)に頼ることや、セミナーなどに参加することも、怖がらず、検討してくださいね。

その先に、あなたの幸せがあるのではないでしょうか。

 

では、また~。


 

福岡】1dayセミナー&リトリーブサイコセラピーオープンセッション
2019年9月28日(土)
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担当は、リトリーブサイコセラピー協会代表の大鶴和江と、福岡の待鳥智美です。

待鳥智美 心理セラピー

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