こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美です。

コスモスが見頃ですね。
犬の散歩中に見かけることも多いです。
近くの河川敷には、たくさんのコスモスが植えてあるので、見に行こうと思っています。

●いつも一生懸命に頑張り過ぎる
●常に心配事が多い
●いつも忙しくしている

このように疲労、焦り、不安、緊張などがあって、困っていませんか?

 

対処として、よく言われているのが次のようなことです。

◎もっとゆるくいこう
◎「まぁいいか」と思うようにしよう
◎良い加減を覚えよう
◎適当に手抜きをしよう

けれど、

「そうしたいと思っても出来ないから困ってんじゃん!」と思いませんか?

 

私は、ずっとそう思ってて、
「じゃあ、どうしたらいいのよ!?」と思ってましたw

今日は、この緩めない心理についてと、解決するにはどうしたらいいのか?をお話しますね。

緩む、手を抜くことがわからない

●いつも一生懸命に頑張り過ぎる
●常に心配事が多い 人は

物事の捉え方、感じ方にパターンがあります。

◎良いか悪い、正しいか間違い、0か100などの二分思考
◎~べき、~はず、~はダメ、など自分なりの思い込みがたくさんある
◎完璧主義
◎人の目や評価が気になりすぎる
◎自分の感覚や感情を感じにくい(頭で忙しく考えている感じ)
◎自分より人を優先する
◎何でも自分のせいだと感じやすい

そうして、
頑張らなければいけない、もし~したらどうしよう?と
自分をこわばらせ
自分を縛り
自分に負荷をかけています。

だから、
常に、イヤな感覚や圧を感じ、
疲れて、息苦しく、生きづらくなっていきます。

 

もっとゆるく、まぁいいかと思えて、手抜きが出来たらいいと思いながら
そう出来ないのは、

緩んだり、手抜きをすれば、その結果
無価値感、劣等感、恥、罪悪感、後悔などを感じるに違いないと思い込んでいて

ゆるむこと、手抜きをすることに

怒られる
居場所が無くなる
見捨てられる
人と関われなくなる
生きていけない

など大きな恐怖や不安があるからです。

 

人の目を気にして、
人や環境などに強要されているように感じるかもしれませんが、
恐怖を避けるために、自分で自分に負荷をかけています。

幼少期の恐怖と傷付きが癒えていない

この恐怖は、幼少期の親子関係や家族の中で感じていた感覚です。

・親が機嫌次第で怒り出す
・親が大変そう
・親がかわいそう
・家族がバラバラになりそう で

いつも
頑張らなくちゃ!
助けなくちゃ!
見張らなくちゃ!
備えなくちゃ!と

恐怖、不安、さみしさ、悲しみ、などに傷つきながら
頑張ったり、緊張が、日常だったのです。

 

このような場合、

子どもにとって、緩むこと、手を抜くことは、とても難しいものになります。

さて、大人になって、、、

思考(意識)では、
もうそんなに頑張る必要は無い
もっと手を抜いたらいい
自分の好きにしたらいい と思っても

体や心(無意識)では
これまで恐怖を避けて生き抜いてきた成功体験や
慣れ親しんだ感覚(圧や焦り)こそが普通で、安全と感じているから

緩むことや手を抜くことが出来ずに居るのです。

 

解決に向けて

頑張り続けること、緩めないことは、とてもキツく苦しいものです。
一方で、頑張ることで、生きていられる安心を得てもいます。

これは、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようなもので
縛られて身動きが取れない(ダブルバインド)です。

 

パワーがあるうちは、キツく苦しいのを無理してやり過ごすのを
このまま続ければ

 いつか、心身に不調をきたすでしょうし、
歳を重ねれば、自然と思うように動けなくなります。

そうしたときに、
 一気に、恐怖や無価値感がこみ上げてきます。

やる気のダウン、うつになる、生きていても仕方ないという気持ちになったりしてしまうでしょう。

無意識の中に、心の傷付き(トラウマ)や大きな恐怖感があるまま

行動だけ頑張ることをやめたり、ゆっくりしようとすることは、

更に無理を重ねることや

恐怖が吹き出すことになりやすく、上手くいかないことが多いです。

まずは、心の傷付きを癒し、

自分の中にしっかりと安心感を持つことから始めるのが安全です。

 

少しずつ、自分を緩めて、必要の無い頑張りを手放していきませんか?

 

では、また~。