あなたを貶め(おとしめ)ようとする人

あなたに理不尽な扱いをする人

あなたを一方的に攻撃する人

あなたから搾取しようとする人

こんな風に、あなたに酷い扱いをする意地悪な人がいたら

あなたはどうしますか?

 

今日は、あなたにひどい扱いをする意地悪な人と
どう付き合っていくのがいいのか?
本当の解決とは何なのか?についてお話ししますね。

意地悪な人との付き合い方

もちろん、そんな人に出会わなければいいのですが

出会ってしまう可能性は、いつでも潜んでいます。

 

 

1番いいのは

冷静に、でも、はっきりと

「そんな扱いは受け入れない」という

 意思を伝えて、態度で示して

 

「あー、本当は私のことを恐れてるんだわ。羨んでるんだわ。
大したことない人ねƪ(˘⌣˘)ʃ」と思って

相手にしないこと。
静かに離れて、その人と距離を取ること。

 

だと私は思います。

 

 

あら?!

「ひどい扱いをする意地悪な人との付き合い方」とタイトルなのに

最初から、付き合わないことを勧めていしまいましたねww

 

 

だって、考えてみてくださいね。

ひどい扱いをされたら、
当然、嫌だ、怖い、辛い、怒りなど激しく感じるでしょう。
(感じないと言うのであれば、それも問題です)

 

あなたは、自分にそんな感情を抱かせるような人と
本当にこれからも付き合っていきたいですか?

 

ほとんどの人が、本音

「付き合いたく無い」だと思います。

 

 

だけど、あなたは、

・付き合わない選択ができれば苦労しない

・頭ではわかってても、そうすることの方が怖くてできない

と思うかもしれませんね。

 

 

実際、仕事など、付き合いを止められないこともありますよね。

でも、その場合も、
関わるべき最低限のことは冷静にこなしながら
自分の心への侵入は許さない境界線を引くことや
心の距離感は変えられます。

 

あなたの本音を大事にするには、どうしたらいいのでしょう?

選択肢が無いことが問題

「意地悪をしてくる人がいるんです」
「こんなひどい扱いを受けているんです」
と相談に来られる人も

最初は

そんな扱いは嫌だ、怖い、腹が立つ、悲しい、と言いながらも

この嫌な感覚を感じずに、
その人とどうにかして付き合える方法を探そうとしています。

 

 

しかし、その選択は、この先も

自分に無理や我慢を強いて、不幸になるものではありませんか?

 

 

頭の中に「付き合っていく」しか選択肢が無い状態なのですが

不幸になる方向は、本当の解決ではない

私は思うのです。

 

 

自己否定と孤独の恐怖

どうして、付き合っていく選択しかないと思うのでしょうか?

 

『自分はこんな扱いをされるような人間だ』と自己否定して

劣等感、無価値感や無力感をいつも体のうちで感じているから

『その人間関係の中にしか自分の居場所がない』

居場所が無くなる恐怖、孤独になる恐怖を感じているからです。

 

私たちは、自己否定して、不安や恐怖が強いとき、

思考も体も硬くなり選択肢が見つけられません。

 

 

でも、

それでは、
不幸な選択しかできずに
これから先も、自分に無理や我慢を強いてしまうので、
自分の心と体が守れません。

解決とは?

では、あなたにとって本当の解決とは何でしょう?

考え方を少し変えてみましょう。

 

もし、あなたをひどい扱いをする人がいたとき、

どんなことが有れば、

あなたは、自分の心と体を守る選択が出来そうですか?

 

 

いろいろ答えがあると思いますが

どんなことを選ぶにしても、根本に必要なのは

◎自分への信頼があること

◎信頼でき、安心できる関係の人や居場所があること
 (できれば、複数人、複数箇所あるといいですね)

だと思います。

 

 

これは、つまりは、自己肯定感を持ち、愛着を育てて

心理的『自立』することです。

 

心理的に自立していないから

自分には、他に居場所が無い、一人は怖い
自分では何も出来ない
自分には選択肢が無い、、、という不安や恐怖感が強くなって

「意地悪な人とも付き合わうしかない」と思ってしまうのです。

 

 

私たちは、

自分の中に、自分自身や、他人と

しっかりと絆でつながっている感覚(愛着)があると安心を感じます。

 

自分は大丈夫という安心

気持ちをわかってもらえて安心

他にも居場所がある安心

孤独じゃない安心

人とのつながりがある安心 など

安心が感じられることが、

人へしがみつくのを止めるためにに必要です。

 

この安心感があると

自分で自由に人間関係を選べるようになります。

 

意地悪されれば、嫌な思いはしますが、
その嫌な思いに囚われることは無くなり

意地悪な人とは、境界線を引けるようになり
その人にこだわり続けることもなくなるのです。

 

とは言っても

もし、実際に、意地悪をされたら、

やられたことの証拠は、取っておきましょう。

これも、自分を守るために必要ですから!

心理セラピーセッションでは、

本当に自分が望む解決は、何なのか?を見つめ直していきます。

そして、自分の中に必要な安心を育て直していきます。

 

人が怖い、人付き合いが苦手だ、面倒くさい

人との関わりに悩んだときには、

心理セラピーの利用を、選択肢として思い出してくださいね。

 

では、また。