「人に言いたいことが言えなくて、苦しい」

とても多くの方が悩んでいる問題の解決への道筋を見ていきましょう。

こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、絡み合った心の糸を解きほぐし、
本当に自分が望む問題解決へのお手伝いをしています。

言いたいことを言う、その目的とは?

「人に言いたいことが言えない」を解決して「言いたいことを言える」ようになるという意味は、

自分の気持ちや考えを、伝えたい相手にきちんと伝えられるようになる

つまり、目的は、相手とコミュニケーションをとれるようになるということではないですか。

「言いたいことが言えない」を解決するためにできることをまとめてみました。

言いたいことが言えない人のクセや感覚

・いつも、言いたいことを頭の中で何度もリハーサルしている

・言おうとすると、ノドが締めつけられる、飲み込んでしまう

・歯を食いしばる

・怒ったり、泣きながらなら言える

・頭が真っ白になり、何も言えなくなる

自分の言いたいことを言うこと = 嫌な思いをする

という風に、身体と心が思っているのかもしれません。

本当はわかってほしい

言いたいことが言えないのは、とても苦しいですよね。

それは、自分の気持ちや考えをわかって欲しいのに、わかってもらうことができないからです。

言いたいことが言えない多くの人が、
言わなくても、察してわかって欲しい、わかってくれるでしょう?
と相手に期待しています。

相手に察してわかって欲しいと期待している人は、

例えば、怒っているときに、
ドアをバタン!と閉めたり、
階段をわざとドタドタと歩いたり、
テーブルに物をバン!と置いたりして

「私をわかってよ!」と相手に何となくの態度で示しがちです。

言いたいことを言えずに飲み込み続け、相手に期待し続け、我慢の限界が来たら…

わかってくれない怒りや、悲しみを乗せて、気持ちを変換させて、やっと言える。

それが、
怒ったり、泣きながらなら言える 、という状態です。

しかし、これでは最初に伝えたかった気持ちは伝わりませんよね。

これを繰り返していては、どんどん相手との気持ちのズレは大きくなってしまいます。

【伝えたい気持ちは、そのまま伝えなくちゃ、伝わらない。】ですよ。

傷つかないように守っている

さて、言いたいことが言えないことは、とても苦しいのですが、

初めから”言えるようになること”を目指すのは、間違いです。

なぜなら、言えないことは苦しいのですが、実は、言えないことで守っているものがあるからなのです。

それは、
言っても、わかってもらえない
言ったら、怒られる
言ったら、バカにされる

悲しさや、恐怖や、恥ずかしさの感情で傷つかないように自分を守っているのです。

過去(多くの場合幼い頃)に、わかってもらえず、怒られて、バカにされて、とても傷ついた経験があるということになります。

ノドが締まったり、頭の中が白くなったりして、言いたいことが言えなくて苦しい悩みには、自分が傷付かないように守るために、言いたいことを言わないことを選んでいるという深層心理があることに気づくことから始めなければなりません。

過去の傷が、無意識の中ではまだ癒えていないので、これ以上傷付かないように、または痛みを思い出さないように、「言わないこと」で自分を守っています。
だから、その傷に気づいて癒すことがまず必要です。

それに、気づかないままに、言いたいことを言えるようになれば、悲しみや恐怖や恥ずかしさの傷は一層深くなるので、それに耐えきれず

やっぱり、言いたいことは言わないままでいよう

と元の状態に戻ったり、一層言えない状態になってしまうでしょう。

 言いたいことを言うためにやること

言いたいことを言う=相手とコミュニケーションをとり、気持ちのズレを大きくしないためにできることは何でしょう?

1.顔やノドの筋肉を緩める

無意識に顔やノドの筋肉をこわばらせるクセがあるので、意識的に緩める(マッサージやストレッチ)。

2.言わなくなった原因やメリットを知る

前に書いた通りです。

3.相手とどんなコミュニケーションをとりたいのかをもう一度考える

自分がどうなりたいかという未来を想うことは、自分が変わるための大きな後押しの力となります。

4.言いたいことを言っても必ず受け入れてもらえるわけではないと知る

相手への過剰な期待は、捨てましょう。相手には相手の気持ちがあるのです。
それでも、伝えなければ、始まることも、相手と近づくこともできないのですから、言いたいことを言うことのプラスの面はかなり大きいと思います。

5.言いたいことを言うと決める

決めた後、まずは言っても大丈夫そうな内容や、相手を選びましょう。
ずっと言えずにいたのですから、リハビリ期間が必要です。

私も、長い間言いたいことを言えずに苦しい思いをしてきました。

いつも、相手に伝えたいことほど、ノドを絞めつけられる感覚があって、言えずにいました。
そして、やっと絞り出すように言うときには、泣きながらでないと言えないのです。

自分の気持ちを言っても無かったことにされたり、わかってもらえない悲しく苦しい経験を繰り返すうちに、
「どうせ言ってもわかってもらえない」そんな悲しい思い込みを持つようになっていたからです。

自分の伝えたい思いを伝えることは、自分も相手も大切にするコミュニケーションの基本です。

自分でできることもあるでしょうが、長い間のクセを扱うには、プロの手を借りる方がスムーズに進む場合が多いのも確かですので、サポートしてもらうことをためらわないでくださいね。

では、また~。


待鳥智美
心理セラピーセッション・心理カウンセリング

3月20日(水)10:00~、13:00~

最近、博多でのセッションのお問い合わせをいただくようになりました。
お部屋の予約の都合がありますので、博多でのセッションをご希望の方は
お早めにお問い合わせください。
(お部屋代は実費をいただいております)
また、可能日以外、土日にも対応できることもありますので、こちらもお早めにご相談ください。

●お申し込み、お問い合わせは→ コチラから!

●詳しい内容、料金などについては、メニューをご覧ください。
心理セラピーセッションについては、3回セット価格もあります。

●お客様のご感想はコチラをご覧ください。


【日本リトリーブサイコセラピー協会のお知らせ】

○【大阪】1dayセミナー&オープンセッション

残席わずかです!

大阪にて、公認心理セラピストによる1 DAY セミナー&リトリーブサイコ
セラピーセッションを開催します。
担当公認心理セラピストは大阪の古田しほさん、北海道の白鳥大介さんです!
『もしかして、私嫌われてる…?』『人の目が気になりすぎる』などいつも不安や緊張を感じている方に。
3月21日(木・祝)開催

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 20190321.jpg です
https://jnpta.com/seminar-event/201903_osaka
○【東京】モーガン氏によるゲシュタルト療法ワークショップ

昨年、大阪にて好評でしたワークショップが、東京にて開催されます。
ゲシュタルト療法に興味がある方、どなたもご参加いただけます!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 201904gestalt-300x296.png です
https://jnpta.com/seminar-event/201904-gestalt
○電話カウンセリング

リーズナブルな価格でご利用いただけます。
詳細、お申し込みはコチラからお願いします。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は telimage_Big1-300x98.png です
https://jnpta.com/telcounseling
○メルマガ

経験豊富な当協会の公認心理セラピストだからこそ語れる深くて
役立つ心の話をお届けします!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は mailmag_banar-300x109.jpg です
https://jnpta.com/mailmag