子育て中のお母さんが、言っているのをよく聞きますね。
「子どもの短所やできないことが気になって、
注意したり、怒ることがやめられない」
こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、絡み合った心の糸を解きほぐし、
本当に自分が望む問題解決へサポートします。
私たちは、足りないものや欠けているものに意識が向いやすく
記憶にも残りやすいものです。
何気なく見たテーブルに、丸いドーナツと
一口かじったドーナツがあったら
誰もが、一口かじったドーナツの方が記憶に残るでしょう。
これを人に当てはめた場合、欠点や短所に目が行くということも
納得がいきます。
『ここが良くなれば、もっといいのに』
と親が子どもに思うことは、当然あるでしょう。
けれど、いつも、いくつも、子どもの短所やできないこと
ばかりに目が向いて、イライラ、ガミガミ、
注意や怒ってばかりというのなら、心理的な問題があるようですよ。
「あれがダメ、これもダメ!」
「○○ちゃんはできるのに、どうしてあなたはできないの!」
「□□したらいいのに!」
実は、子どもの短所やできないことを見ていると
自分の中の不安がかき立てられてしまい、
その不安を消すために、怒っているのです。
(私がちゃんとできてないみたいじゃない?)
(できないままだったら、どうなるのかしら?)
(私の言うことを聞いてくれない) などなど
つまり、自分が不安を持ち続けている限り、
子どもにイライラ、ガミガミと怒ることはやめられません。
どうしたら、イライラ、ガミガミがやめられるのでしょう。
解決するには
短所と思っていたことが、見方を変えれば長所と思える
ということがあります〈リフレーミング〉。
例えば、
・思い付きで行動してしまう
→行動力がある。活発。
・お喋り→社交的。明るい。
この方法は、私も取り入れることがありますが、
違った見方を取り入れることができ、
ああ、本当にそうだな、と思えることには効果があります。
けれど、子どもの短所やできないことが、気になりすぎて、
いつも不安や焦りを感じる場合には、見方を変えるだけでは
対処できません。
不安を消すために怒る
どうしてこんなに不安で、イライラ、怒るのかを見てみましょう。
✓子どもの短所やできないことが自分と同じなので、
自分がダメなことがバレてしまわないかと不安
✓子どもに短所やできないことがあると、
子育てができない母親だと思われそうで不安
✓このまま大人になったらどうしよう、という
漠然とした不安
↓
自分がダメな人間だということがバレる不安を消すために怒る。
または、子どもができるようになることで自分の不安やダメな部分や
漠然とした不安が消える気がするから、怒ってでもできる子どもにしたい。
このように、自分の不安を消すために、子どもを怒っています。
言い換えると、怒らなければ、自分の不安が消えないのです。
怒らなければ、不安は増すばかりということ。
だから、解決には、怒らないようにすることが必要なのではなく、
自分の不安をなくすことが必要です。
子どもは、あなたにガミガミ言われながら、
あなたの不安を消すためや、
あなたのダメなところ(無価値感)を埋めるために
居るのではありません。
不安を探してしまう
自分の不安をなくすことが必要です。
と言いました。
しかし!!
子どもの短所やできないことが気になって、
怒ってしまうことがやめられない人は、無意識にですが、
不安でいることが安心で、自分には必要と感じているので、
なかなか不安をなくすことができません。
ややこしく感じるかもしれませんが、こういうことです。
〇不安があれば、解消するために頑張るエネルギー
(生きる力)が湧いてくる
〇不安があれば、人に相談や助けを求めることができる
無意識にこのように思っている人が、不安が無くなればどうなるでしょう。
→エネルギーが無くなる(=生きていられない)
→人とかかわることができなくなる(=孤独)
不安でいることは苦しいけど、
生きていられなくなるよりいい
孤独になるよりいい
⇒だから、私には不安でいることが安心だし必要だ
この思いがあると、不安を探すことがやめられません。
子どもの長所やいいところを見つけようと思っても、
それはできず、
いつも、子どもの短所やできないことに目を向けて、
不安になることを探しています。
だけど、不安でいることも苦しいので、怒ってしまう。
この繰り返しです。
このような親子のかかわりを、本当に続けたいと望んでいますか?
望む親子のかかわりとは
親子のかかわり方や、不安が必要という感覚は、
自分の幼い頃の家族関係で体験したことがもとになっています。
あなたは、今、自分が本当に望む親子のかかわり方をするために、
幼い自分と家族の関係を見つめることで、不必要なものを手放し
必要なものを選び直すことができます。
・子どもの長所をもっと伸ばしたい
・イライラをやめたい
・温かい目で子どもを見守りたい
・子どもを信じて応援したい
あなたが望む親子のかかわりのために、
心理セラピーでサポートすることができます。
お気軽にご相談くださいね。
では、また~。
◎待鳥智美 心理セラピー
6月の予約可能日のお知らせです。
〇心理カウンセリング
〇心理セラピーセッション
2019年6月
12日(水) 10:00~、 13:00~
大阪 16日(日) 10:00~済、 13:00~
場所は、地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」近くです。
20日(木) 10:00~、 13:00~
21日(金) 10:00~、 13:00~
26日(水) 10:00~、 13:00~
27日(木) 10:00~、 13:00~
●詳しい内容、料金などについては、メニューをご覧ください。
心理セラピーセッションについては、お得な3回セット価格もあります。
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必要ですのでお早めにお申し込みください。
お部屋代は、実費をご負担いただきますことご了承ください。
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リトリーブサイコセラピーは、どんな問題にも対応できる、
お一人お一人に合わせた心理セラピーです。
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