こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美（まちどりともみ）です。
どこにいても、いつも誰かに責められるかもしれないと
怖れや苦しさを感じていませんか？
・いつも誰かに責められているようで苦しい
・何事にも自分が悪かったかもと自分を責める
・かわいそう(に見える）な人や、
お世話が必要(に見える)な人を放っておけない
・自分のことに集中できない
・責められないために過剰に頑張る
・嫌われることを怖れ過ぎる
このような悩みには、常に罪悪感を持っているということが
関係しているのかもしれません。
罪悪感とはどんな感覚？
「罪悪感」とは
＜私は悪いことをしました。ごめんなさい。＞
というわかりやすい罪の意識だけではありません。
罪悪感を持っていることは
自分は責められる存在だという自己認識を
持つことです。
この感覚があると
常に責められない（失敗しない）ように頑張ったり
責められるに違いないとビクビクしたり
逆に、自分の正しさを見せつけるように振る舞ったり、
誰かを助けなければいけない思いに囚われたりして、
とても苦しい生き方になります。
罪悪感を手放すことで、自分のために頑張ることや
等身大の自分を認めることができるようになります。
罪悪感はどこから来たのか？
生まれつき、罪悪感を持っているより
育つ環境で「ごめんなさい」という感覚を
繰り返し感じていて刷り込まれたと言えるでしょう。
（妊娠中から母の強いストレスを感じていた場合などは
産まれるときから「生まれてきてごめんなさい」という罪悪感を
持つこともあります）
〇親が大変そうだったので、
「助けられなくてごめんなさい」
〇いつも怒られていたので
「できなくてごめんなさい」
「悪い子でごめんなさい」
〇親の無価値感を埋めてあげたかった
親の夢をかなえてあげたかったが、できなくて
「親の役にたてなくてごめんなさい」
〇親自身が罪悪感が強く、その生き方をまねてしまった
子どもは、守ってくれる存在(親)がいなければ生きていけません。
親を愛し、愛されたいと無意識に願うものです。
だからこそ、親との密接なかかわりの中で罪悪感を持ったり
親の感覚を引き継いでしまいます。
そして、罪悪感は自己否定や自分の無価値感と
セットになりやすいものです。
例えば…
◆親が、いつも忙しい、お金の面で大変、DV、舅姑関係など
大変そうだったら助けたいと思って当然です。
でも、幼い子どもにはその解決は無理なこと。
無理なのに、助けたい思いは強い。
だからこそ、「助けられなくてごめんなさい」と
無力感と罪悪感を感じてしまう。
◆親が、急にひどく怒ったり、虐待など
子どもにとって理解不能、理不尽なことをしていると、
子どもは、「自分が悪いから怒られるんだ、ごめんなさい」と
自己否定感と罪悪感でこの理不尽な状況をも何とか納得
しようとします。
どうしたら、罪悪感を手放して、
自分のために頑張ることができるようになるのでしょうか。
罪悪感を手放すために
このまま罪悪感を持ち、無力でダメな自分と思いながら
生きることは、本当に望む生き方ですか？
罪悪感は、無意識に持った、なじんだ感覚なので
まず、自分の生き方に罪悪感が影響していることに
気づくことが必要です。
そして、その罪悪感は本当に自分が背負うべき
ものだったのか、
背負う必要がない親自身の責任だったのではないかと
親の問題と自分の問題を、しっかり区別しなければいけません。
〇解決することで次のように変わります
・失敗をしないためでなく、自分のために頑張って、
力を発揮できるようになる。
・周りの人が気にならなくなる
・自分を不必要に責めなくなる
・責められるのではないかとビクビクせず
落ち着いて物事に取り組める
親の問題を解決することはできないし、
そうする必要もありませんよ。
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