こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。

10月、秋、二学期、、、と言えば、
学校関係では、イベントが多いですね。
運動会、体育大会、発表会、遠足など、例年だといろいろと思い浮かびますが、
今年は、コロナウイルス感染状況や予防の観点もあり、
中止、分散、オンラインなど対応が考えられるところで、保護者としては、気になります。

全国的に緊急事態宣言が解かれ、みなさん、徐々に日々の生活も緊張が解けてきたでしょうか?

さて、今日は「幸せになりたいのになれないのは「私は不幸だ」の思い込みがあるから!?」と題して、幸せになるために必要なことをお話ししたいと思います。

□こんな方におすすめ
★自分は不幸だと思う
★人のことが羨ましい
★幸せがわからない
★「幸せになりたい」のになれない

「幸せになりたい」

幸せを感じられない
幸せが続かない
幸せがわからない
自分は不幸だ と今の自分に悩む人の多くが願うことですね。

 

幸せを願いながら、このように悩む人は、
「私はダメだ」という自己否定と「私は不幸だ」という前提を持っている場合が多くあります。

自己否定と「私は不幸だ」という前提があると、
「私なんかが幸せになってはいけない」と無意識に自分で自分の幸せを禁じてしまいます。

これでは、幸せを感じられないし、
幸せを感じたとしても、その一瞬だけで、幸せを自ら手放したり壊したりして、「不幸」のポジションに戻ってしまいます。

また、「自分は幸せになれない、誰か私を幸せにして!」と他人への要求を膨らませてしまいます。

 

このような人達は、自分の不幸なところや、他人の幸せそうなところにいつでも目がいきます。

そして、その理由を自分の外側に見つけます。

自分の外側に意識を向け続けては、自分の幸せに近づきません。

 

自分が幸せになるためには、どうしたらいいのでしょう。

自分の外側とは何か?

自分の外側とは
例えば、収入、生まれ、環境、地位、人間関係(親、家族、上司、友人、家族など)、所有物です。

こうだから、不幸なんだ
このせいで、不幸だ
これさえなければ、幸せになる
こうであれば、幸せになる…と考えます。

あなたの思考パターンに当てはまりませんか?

 

他人と比べ、誰かを見下したり、蹴落したりしますが、他にも人はたくさんいるし
条件を付けて、それをクリアしても、すぐに次の条件を見つけてしまうので
終わりがありません。

また
〇〇だから仕方ない、とあきらめるのはもちろん
〇〇のせいだ、と他責しても
拗ねて待っていても
自分の幸せには、一歩も近づけないままで、得られませんよね。

結局は、いつまでも「幸せではない」と感じるでしょう。

 

このままでは、
「自分の不幸は誰かのせい」だから
「誰かが自分を幸せにしてくれるはず」というファンタジーの中で
そうしてくれない誰彼に文句を言いながらも待ち続ける生き方

「自分が幸せになるには山のような条件をクリアしなければいけない」という
途方もない頑張りを自分に課し続ける生き方となります。

幸せとは

実際には、幸せとは自分が感じる感覚のことです。

自分が幸せだと感じられたら、それでいい、ということです。

 

人と比べて、や、人から見て、は関係なく
絶対的に「これが有れば幸せ」というものが存在するわけでもありません。

自己否定と前提は幼少期の体験から

親との関わりで
・自分を尊重してもらえなかった
・親が大変そう、ツラそうだった(経済的、肉体的、精神的)
・いつも緊張や恐怖を感じていて安心や安全を感じられなかった
・条件付きの愛情しかもらえなかった
(条件を満たしたときだけ認めてもらえたなど)
・両親が不仲だった
・虐待があった

このような親の関わりや体験があった場合、
心は傷つき、安心も幸福感も得られず
自分はダメで不幸な人間だ
自分なんかが幸せになってはいけない
自分なんかが幸せになれるはずがない という思い込みを持ちます。

無力な子どもの頃は、
安心や幸福感は、親に愛され世話され、親から与えてもらわなければ得られません。

この子どもの頃の未完了な感覚や思い込みを、大人になっても持ったままなので
誰かに与えてもらおうとねだり続けたり
条件を満たし続けようとし続けたり
安心して幸せを味わえなくなったりしているのです。

「幸せになる」現実を得るために

自分の「幸せになりたい」という思いを現実にするためには
自分が「幸せになる」と決めることです。

そのためには、
子どもの頃のまま自分の中にある
心の傷や、自己否定や思い込みに向き合って

傷を癒し、自分が望む人として成長することが必要です。

 

現実には、大人になっているのですから。

 

幸せは誰かが与えてくれなくちゃイヤだ
自分なんかが幸せになってはいけない
自分なんかが幸せになれるはずがない

という思い込みに縛られることなく
あなたには、本当は、自分の傷と向き合い
自分の幸せに向かって動く力があります。

最近話題になっている「親ガチャ」という言葉がありますね。

意味や使い方など様々な意見も見られますが

「親ガチャ」という言葉で
親を自分の不幸の理由とし、自分の人生をあきらめている人がいるのを見ると
もったいないと思います。

子どもは親を選べないという意味では、事実だとしても

大人になったこれからは、
自分の人生
自分の幸せは、
自分の責任で選んでいける、というのも現実ですよ。

これから先、どんな自分で、どんな人生を生きたいのか
自分の幸せのために、自分と向き合い、考えてみてはどうでしょう?

 

では、また~。