こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

「指示待ち族」という言葉も聞かれますが、
日常で、こんなことありませんか?

〇誰かに「いいよ」「いいね」って言って欲しい
〇自分で判断することが怖くて出来ない
〇誰かの指示通り、マニュアル通りでなら行動できる
〇自分の気持ちより、周りの人の顔色が気になる
〇影響力のある人にすがりたい

指示してくれないこと、OKと言ってくれないことにイライラしているかもしれません。
誰かに頼ることや指示通りに動くことは、楽であるかもしれませんね。

けれど、本当は
相手が「いいよ」って言ってくれなかったら?
誰かが指示してくれなかったら?
自分の好きなようにしようと思うと……

不安で何もできない!

のです。

自分で判断できず、誰かの指示を待ったり、
マニュアル通りにしか行動出来ないことは
仕事も恋愛も子育ても、生きる上でのあらゆることに支障が出てしまいます。

いつも
相手を気にして、自分の思い通りに出来ない苛立ちや我慢、不安を持つことになり、それらをため込んで、イライラや悩み、落ち込むことも増えまてしまいます。

自分の気持ちや意志を持たず、相手の判断やマニュアルに身を委ねてしまうのは、相手の支配を受け入れ、依存する【支配と依存の共依存の関係】を取るクセがあるのかもしれません。

本当は、安心して自分のやりたいようにやれることが、自分の人生を自由で充実して楽しくするためには必要なことだと思います。

あなたは、どう思いますか?
これからの人生を、どうしたいですか?

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頼らずにはいられない

幼い頃親との関わりが次のような場合
・親が支配的な人だった
・親が過干渉、過保護な人だった
・親が暴力的な人だった
・親がいつも大変そうだった

~しなさい
あなたのためなのよ
〇〇ちゃんにはまだ無理よ
ずっとお母さんの味方でいてね
お父さんには出来なかった夢を叶えてくれ
もっと頑張れ

こんな風に親にいつも言われていたら、子どもは
自分の気持ちをそのまま出したり、思うとおりに行動すれば
『親が悲しむ、困る、怒る、がっかりする、恥だと思う…』

そう思うでしょう。


次第に自分の気持ちや考えを出したり、行動することが怖くなったり、親の言う通りにしていれば間違いないと思うようになりますよね。

自分を肯定されることもなかったので、自己肯定感も低いでしょう。

口出しされず最後まで責任を持って行動することも出来なかったので、
責任を持つことに恐れもあります。

↓↓

だから、自分に自信がなく、誰かに頼らずにはいられません。
頼ることで安心する。

「マニュアルに書いてある通りにすればいい」
「誰かにOKって言って欲しい」
「あの人が言ってたからそうしよう」
「指示されるまで動かないでおこう」

常に自分を肯定してくれ、導いてくれる人やものが必要になります。

依存のメリットとデメリット

依存していれば、メリットがあります。

もし、失敗しても人のせいに出来て自分は痛い目に会わずに済みます。
支配する側の人を満足させられ、喜ばれる。
相手を満足させれば、自分はここにいていいと安心を感じられる。
支配する人を満足させることで、自分は相手のかけがえのない存在になれる(相手を心理的に支配できる)。

(※支配する人と支配を受け入れ依存する人が、そうすることでお互いに自分の安心や存在意義を見いだす関係を【共依存】と言います。)

もちろん、依存し続けることは問題もあります。

自分で失敗から学び、次につなげ経験を積むこと=成長が出来ません。
失敗すれば相手に怒りを感じます(自分で責任をとれません)。
マニュアル通りにいかないことが起こる度に立ち止まってしまいます。
うまくいっても、充実感はあまり得られないかもしれません。
ずっと自分の気持ちは抑え込まなければいけません。
相手が中心で、自分の自由はありません。
自分を支配してくれる人を探し続けなければいけません。

今、問題(デメリット)の方を大きく感じているか、または、よくわからないけど違和感を感じているのではないですか?

自分の人生を、自分の幸せのために、生きたいように生きるにはどうしたらいいのでしょう?

自分のために生きるようになるためには

自分の気持ちを大切にして、考え、責任を持って行動することが、自分の幸せのために自由に生きることにつながります。

そうなるために、まず必要なことは
『相手の言う通りにして相手を満足させることが、自分の役割で、自分を安心させる方法でもある』と言う思い込みを見直すことです。

幼い頃は、親の言う通りにして親を満足させることが、自分のためになっていたかもしれませんが、
今、実際には、この生き方は様々に生きづらさ、息苦しさを感じることの方が大きくなっているという現実を見る必要があります。

そして、生きづらさを感じるあなたが、自分のために生きることを選んでも、それは親を見捨てることではないと、実感することです。

次第に、自分の幸せのために、自由に考え行動できるようになりますよ。

仕事、恋愛、子育てなど悩みを抱える多くの人が、無意識に【共依存】関係を取る思考パターンを持っています。

パターンに気づき、抜け出すことから、本当の自分の幸せへの歩みが始まりますよ。

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では、また~。


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