こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。

今年の春休みは、私も子ども達もゆっくり過ごしていましたが、もう、新年度が目前に迫りました。
道具などの準備をして、体と心も整えておきたいですね。

さて、あなたは、自分の気持ちを言葉にできなくて困っていませんか?

自分の気持ちを言葉にできないと
いつの間にかモヤモヤやイライラが貯まります。
人からは、ぞんざいに扱われやすくもなります。

自分の気持ちを言葉にできない理由と、解決方法についてお話ししますね。

自分の気持ちを言葉にできない

自分の気持ちを言葉にできないのは、こんなことが起こるからではないですか?

・頭が真っ白になって、何を言いたいのかわからなくなる
・相手の反応が気になりすぎて言えなくなる
・そもそも自分の気持ちがよくわからない

自分の気持ちが言えないということは、
自己表現しないこと
自分の気持ちを抑え、他人を優先することになります。

 

本当はやりたくないのに、、、

あの人が嫌がりそうだから言わないでおこう

本当はこれが欲しいけど、、、

どれが好きかわからないからどれでもいい

 

それは、少しずつ、モヤモヤ、イライラが貯まることになります。

 

そして、
自分の気持ちを言わないで、その場の雰囲気や相手の出方を見て適当に人に合わせていると、
周りの人からの本当の信頼や興味を得られず、
ぞんざいに扱ってもいい人だと思われるようになりやすいのです。

・何でも頼まれやすい(押しつけられやすい)
・自分の存在を大切にしてもらえない
・いじめのターゲットになりやすい など

自分の気持ちを言えなくなった理由とは

自分の気持ちを言えなくなったのは、いつからでしょうか?

おそらく、幼い頃からではないでしょうか。

自分の気持ちを表現したときに
無視された、否定された、バカにされた、怒られた経験があると思います。

多くの場合、最初の相手は親や家族です。

親や家族にそのようにされたら、
幼い子どもは『自分の気持ちを言葉にすることは怖いこと』と思い込んで

自分は自分の気持ちを言ってはいけない人間だ
自分の気持ちは言わない方が安心だ と

安心と引き換えに、自分を否定的に捉え
自分の気持ちを言うことを我慢したり、あきらめることを選びます。

 

さらに、

いつも言いたいことを我慢して飲み込んでいると
自分が感じている感情や感覚にフォーカスを向けなくなり
『自分』がよくわからなくなります。

周りの人の反応を通して自分を判断する状態になるのです。

周りの人の機嫌がいいから、自分はここに居てもいい

あの人が怒るから、止めよう

あの人を怒らせた自分が悪い など

いつも自分を押し殺して、周りの人に意識を向けていなければいけません。

自分がわからない
やりたいことがわからない
イライラしてキレやすい
いつも所在なさを感じる
何だか生きづらい と悩みを相談する人の多くに見られることです。

解決するために

自分の気持ちを言わないことは
生きづらさであるけれど

恐怖を感じ、傷ついた経験をとおして
恐怖を避け、傷つくことから自分を守る方法でもあったわけです。

自分の気持ちを言えない悩みを根本的に解決すると言うことは
自分を守ってきた方法を変えるという意味があります。

それには
自分の恐怖や傷付きと向き合い、
傷付きを癒し、恐怖感を緩めることが必要になります。

丁寧に、でもしっかりと扱うことが大切です。

傷付きを癒し、恐怖感を緩めて、安心を感じながら
自分の気持ちにフォーカスを向け、感じる

自分の中から外に出す=言語化する 

ということがとても大切です。

最初は、ノートに書き出したり、あなたを否定したりせず聞いてくれる人を選んで話してみることがいいでしょう。

※友人や家族には話しにくい、変なアドバイスをされるということもあると思うので、
心理の専門家であるセラピストに相談することもおすすめです。

 

これを繰り返すことで、
自分とつながる感覚を得られたり、自分を俯瞰できるようになります。

自分の気持ちを表現することが自然に出来るように

相手とも適切なコミュニケーションがとれるようになりますよ。

 

 

では、また~。