こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。

高校生の息子に次の日の予定を聞いたら
「○時(いつもより遅い)に家を出る。弁当は要らない」と言ってまして、、、
何で?と思ったわけですが
「もう、春休みだから。部活だけだから。」と。
はっ!!
知らないうちに、修了式が終わってましたww
予定表とかプリント類は本人から出されなくて、中学校とはズレてるし、うっかりうっかり笑

自分の予定はともかく、家族の予定については、前ほどしっかり把握しておかなければ!と思わなくなってしまったな。

緩んでるのかな?

春だから~?

さて
あなたは、我慢強い方ですか?

仕事でも、育児でも、何でも、我慢して頑張り続けていませんか?

日本人は、我慢強さを美徳、長所や当たり前のこととして認識し、自分にも他人にも求めがちですね。

もちろん、我慢強さが必要なときもありますし、いい面もあります。

ですが、我慢強さは、いいことばかりではありません。

・ちょっとしたことにキレる
・ストレスを貯めやすくイライラすることが多い
・激しい怒りに囚われる
・恨みや憎しみを持ちやすい
・うつっぽくなる

自己否定しがちで、人に対して回避的な傾向のある我慢強い人は、特に、要注意なんです。

自分が我慢すれば丸く収まる
どうせ自分がやるしかないんだから…など
考えてしまうクセがありませんか?

それでは、どんどん自分に負荷をかけてしまいます。

 

どういうことか見ていきましょう!

我慢強い人の特徴

あなたは、次のような特徴に思い当たりませんか?

○自分の気持ちを出さない
○真面目、努力家、いい人
○もめ事が苦手
○他人を優先する
○他人から頼まれると断れない
○人付き合いが苦手、嫌い
○自分なんか…と自分を否定的に捉えている

このような人は、
自分の気持ちを素直に表現できないことや、
他人と関わることを避けるために、

我慢を選んでいるという面があります。

 

仕方ないから、我慢するしかないから、、、というのは
納得しているようで、
本人は自覚しているかどうかにかかわらず、
当然、不満、怒り、ストレスを感じるものです。

どうして自分だけが我慢しなくてはいけないの!?
あの人(みんな)はズルイ!
まただ、、、

そして、自分はダメだ、自分は無価値だと自己否定している人は、その不満や怒りも素直に出すことができません。

すると、
◎自分を責めるクセのある自責傾向の人は、
「自分ができが悪いから仕事がたまるんだ」
「自分はもっと頑張らなければいけない」
「もっともっと!!頑張らなければ!」と
怒りや不満を外に出すことなく自分を責めたてて、
身体や心が悲鳴を上げていても我慢を続けます。

◎他人を責める傾向のある他責傾向の人は、
周りの人や会社や社会へと責任を負わせて怒りを向けて、
どんどん憎しみや恨みを募らせていきます。

 

このままでは、
自分は、人に助けを求めることなく、倒れて動けなくなってしまいます。

また、いつも人や社会を恨んでいては、心は荒れすさんでいきます。
親しい人付き合いもできず、たとえ穏やかな楽しい日々を望んでも、そんな日々は過ごせなくなってしまいます。

幼少期の親子関係が関係している

このような人は
親が我慢強い人だった
親が大変そうだった
親に劣等感や自己否定感があった 場合が多く

我慢は当然!と強いられたり、
我慢してね!頑張って!と期待されていた経験があったのではないでしょうか。

自分の気持ちをゆっくり聞いてもらったり、共感してもらったことが少なく
逆に、自分の気持ちを表現したときに「ダメ!」「うるさい!」など止められ、否定されることが多かったことも。

 

このような親の関わりは
子どもに人への恐怖感や自己否定感を持たせます。
「人から嫌われたり、見捨てられるのは怖い」
「人との関わりは怖い」
「自分は何もできないダメな人間だ」
いつも自分は我慢しないといけない

 

子どもは、親からの関心や愛情を求めるものです。
親に愛して欲しい
安心させて欲しい
関心を向けて欲しい のです。

この素直な欲求を満たしたくて、親の様子をうかがいながら
自分の気持ちを言ってはいけない
自分は我慢して頑張らないといけない
と思い込みを持ちます。

その後の成長過程の友人や先生との関わりでも、我慢することが強化されていきます。

 

不必要な我慢を手放そう

このまま、この我慢強さを持ち続けて生きていたら、、、
→疲労やストレスで自分を限界まで追い込むように傷つける
→他人を恨んだり憎んで傷つける(傷つけたくなる)

きっと、辛い生き方になります。

 

今の自分にとって我慢する必要がないものを見極めて、手放していきましょう。

そのために、無意識に我慢してしまっている自分に向き合っていきませんか?

誰かに強いられたと感じるのではなく、

自分の目標や責任のために、自分で選んだ我慢や頑張りができるようになりますよ。

 

では、また~。