なぜかあの人に妙にイライラする

そんなことありませんか?

 

今日は、ご相談を受けた2つの例を紹介しながら、その心のしくみについて書いてみますね。

事例①子育てのイライラ

3歳の子どもがいる女性。

子育てに不安を感じることや、イライラすることが多い。

特に、子どもが
「抱っこして~」「見て見て!」「○○して~」
と甘えたり、頼ってきたり

飲み物をこぼすなど、ちょっとした失敗をすると

「もう3歳なんだから、自分でできるでしょ」
「ちゃんとやって!」
「早くして!」
「どうしてできないの?!」

と、つい怒ってしまう。

怒りすぎた…ごめんね…と後悔するけれど

また、同じようなことでイライラして怒ってしまう毎日、、、。

 

実は、これ↑は過去の私の実例です。

事例②同僚にムカつく

会社のある同僚に、なぜかとてもイライラする。

その同僚は、一度教わったことでも、すぐに、何度でも周りに聞く。

ちょっと失敗しても「すみません」と軽く謝って終わらせる。

周りの人たちは、そんな同僚を受け入れて、かわいがっているように見える。

そんな姿を見る度に

「何度も聞かないで、ちゃんと覚えたらいいのに!」
「何であの人ばかりかわいがられるの?!」

と、内心ムカついてしまう。


 

この二人のイライラや不満に共通するのは
「甘える」
「頼る」
「できなくても許される」
「誰かに助けてもらう」
そういうことを求められたり、そういう人を見たときです。

実は、二人は、そうすることを、自分に許していないのです。

自分を縛る指令や信念を持っている

幼い頃から親にしっかりすることを求められてきた人は

「私は子どもらしくしてはいけない」
「しっかりしなくちゃ」
「自分のことは自分でやらなくちゃ」と
ずっと自分に言い聞かせるように、頑張ってきました。

いつの間にか、心の奥に(無意識に)
「子どもでいてはいけない」
「甘えてはいけない」
「人を頼ってはいけない」
という自分の行動を縛ったり禁止する指令・信念・価値観を持つようになることがあります。

 

だから
自分が「子どもでいること」を禁止して頑張ってきた分
子どもらしく甘える人や、誰かを頼る人を見ると
強く反応してしまいます。

「なんで、この子はこんなに甘えてくるの?」
「自分でできるでしょ?」
「そんなことで人を頼るな!」

「私はできなかったのに!」
「私は自分でやってきたのに!」
と、相手への怒りとして出てきます。

※もちろん、相手の行動そのものに問題がある場合もあるので
「イライラする=必ず自分の禁止しているものが投影されている」わけではありません。

 

でも、その怒りの奥には
「本当は、私だって甘えたかった」
「私だって、助けて欲しかった」
「何かができなくても許して欲しかった」
という、自分自身の不安や悲しみや怒りの気持ちが隠れています。

私たちは、「自分に禁止している指令や信念」に反する他人に過剰に反応したり
自分の不快な気持ちやコンプレックスなどを、他人の中に映し出して見てしまうことがあります。

このようなことは、自分の心を守るために
人間関係で誰にでも起こりやすいものです。

 

でも、このまま
自分の心の奥にある「行動を縛る指令」や「信念」や「価値観」に気づかないままだと
周りの人の言動に過剰反応して気持ちを揺さぶられやすいことが続いてしまいます。

それは、瞬間的に怒りや不安を感じることで関係が悪くなってしまったり
人との関わりに疲れたりすることにつながっていきます。

人に揺さぶられる心を見つめることが大切

つい、「相手が悪い」「相手が間違っている」と責めたくなったり
「もう、あの人嫌い!」となったりしますが

そんなときこそ
「どうして私は、この人のこの行動にこんなに腹が立つんだろう?」
と、自分の反応を立ち止まってみてみることが大切です。

 

「私は、どんな思い込みや価値観を持っているんだろう?」
「私は、自分に何を禁止しているんだろう?」

というところに気づくことが

人に揺さぶられすぎず、自分の気持ちを取り戻して
人と関わっていくための第一歩になります。

 

自分の中にあるものに気づくと、人に揺さぶられ方が変わっていきます。

 

どうして「あの人」がこんなに気になるの?【心理のワークショップ】

このような人に揺さぶられやすい心を見つめて
自分の中に抑えている気持ちや、無意識の禁止令や価値観に気づいていく
心理のワークショップを開催します。

『どうして「あの人」がこんなに気になるの?
~人に揺さぶられる心と「投影」のしくみ』

2026年9月26日(土)13:00~17:00

北九州市会場参加またはオンライン参加が選べます。

 

 
 

 

「どうして、あの人がこんなに気になるの?」

自分の心の奥にあるものに気づいたり、その仕組みをもう少し深く知ってみませんか?