こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

自分の親は「毒親」と言われるような親だった。
親を憎んでいるし、恨んでいるし、嫌っている。
「もうイヤだ!!もう、離れたい、関わりたくない」

そう思っているのに、親と会えば、、、何か言われる度に、、、イライラする。
穏やかでいられない。
気づけば、結局、自分の心の中はいつも親のことで溢れている。

親から離れたくても離れられなくて苦しいーという方へ。

どうして離れられないのか。
どうしたら、本当に離れられるのか。
親から離れて自分の人生を生きるにはどうしたらいいのか、についてお話しします。

親に囚われること無く、わだかまりや無理もなく向き合うことが出来れば、ぐっと楽になると思いませんか?
そして、親の価値観を抜けて、自分の人生を生きられることがこれからの自分に必要ではありませんか?

離れられないのは罪悪感があるから

毒親とは

毒親は、子どもの気持ちをわかろうとせず、寄り添うことをしません。
意識しているかどうかにかかわらず、子どもを自分の所有物のように、または自分と一体化しているかのように扱い、自分の欲求を満たすためや不足感を補うために、子どもを思い通りにコントロールしようとします。
暴言、罵り、脅し、暴力、無視、弱さをアピールなど、様々な言動をとります。

例えば、
・いい親と評価してもらえるように、子どもを厳しくしつける
・自分の無力さをアピールして、子どもに助けてもらう
・自分の劣等感を埋めるために、子どもの教育・就職・結婚などあらゆることに口出しする
・子どもの幸せと自分の幸せは、同じと信じている

つまり、自分の価値観が正しいと疑わず、自分のルールに従わせようとします。

罪悪感とは

イヤだと思っているのに、親に言われれば従ってしまう。
離れたいのに、呼ばれれば駆けつけてしまう。
もう思い出したくないのに、いつも頭から離れない。

それは、親によって、巧妙に罪悪感を抱かされているからです。

巧妙にとは、
親は無自覚かもしれませんが、強さを誇示したり、弱さを見せたりしながら、子どもをコントロールするからです。

毒親がよく使う言葉をあげてみましょう。
・あなたのために、私は我慢してるのよ
・あなたのためなのよ
・あなたがいるから離婚できなかった
・誰が育ててやったと思ってるんだ
・親に恥をかかせるのか
・おまえがダメだから叱るんだ
・あなたが大切だから言うのよ

幼い子どもには、親が、必要で、大切で、大好きです。
その親に、厳しいこと・ひどいこと・イヤなこと・理不尽なことも、繰り返し言われたりされたりすれば、どうにか安心して生きていけるように、自分を守るために、次のような思い込みを持って納得しようとします。

自分が悪いから仕方ないんだ
自分はダメな人間なんだ
育ててもらっているだけでもありがたい

この自分を責める感覚が罪悪感です。

罪悪感とは、確かに自分は罰せられることをしたという罪の意識だけで無く
〇自分が悪いことをしたような
〇自分のせいのような
〇相手に申し訳ないと思うような
「ごめんなさい」という感覚のことを含んでいます。

親が、自分の正当性を誇示すれば、子どもは悪者になるしかない=罪悪感を抱くのです。
子どもにとって親が世界の全てと言ってもいいくらい大きな存在なので、親のやること言うことを鵜呑みにして、罪悪感を持ち続けてしまいます。

この感覚があると、イヤだなと思ったとしても怒りや悲しみを感じたとしても我慢します。
自分のことを後回しにして、いつも親のことを中心に据えてしまい、親に従うことが当たり前になってしまいます(共依存)。

罪悪感は自分を傷つけ続ける

このような親子関係では、親子の間に安定した愛着は築かれず、自己肯定感も育たず、世界はいつも不安でしかない感覚を抱えます。

また、親に対して、例え怒りや恨みを持っているとしても、罪悪感を抱き、怒りも悲しみもさみしさも我慢していることは、常に自分で自分を責めていることになります。

大人になっていくと、親の言うことやることがおかしい、自分の意思や幸せとは違うのでは?と違和感を抱くようになります。
けれど、罪悪感に縛られ、自分で自分の人生を選ぶ力が無いため、離れたくても離れられない(自立ができない)のです。

このままでは、いつまでも親に囚われ、傷つき続け、自分の人生を生きられないままとなってしまいます。

罪悪感を手放す

親から離れ、自分の人生を生きるには、まず、親に思い込まされた罪悪感を手放す必要があります。

いつもひどい親だったのでは無い。
いつもおいしいご飯を作ってもらった。
大学に行かせてもらった。
ちゃんと育ててもらった。

このような思いが湧いてくるかもしれませんが、
親は、子どもを責任を持って育てなければいけません。
子どもは自力で生きてはいけないのですから、当然のことです。

その上で、子どもは、親に愛情を持って接して欲しいと願うのも当然です

愛情を持ってとは、子どもに条件を付けずに、気持ちを受け止める、信じる、見守る、応援するなどのことです。

お世話と愛情とは違うのです。

あなたが持つ罪悪感は、親の都合で植え付けられたものです。
親の問題を、子どもが背負って解決することは出来ないのです。

 

また、これまでの怒りを伝えれば、親が変わってくれるかも…、謝ってくれるかも…という淡い願いを抱いているかもしれませんが、親が変わることはないです。
いくら伝えても、恨んでも、仕返ししても、親が変わることは、ほぼありません。

もし、親が変わってくれたとしても、それで、あなたが自分の人生を生きられない問題が解決するでしょうか?
相変わらず、罪悪感を抱え、自己肯定感が低く、不安だらけ、、、なはずです。

 

だから、自分がどうなりたいか?どう変わりたいのか?が大切です。
自分自身を確立することが必要と言うことです。

自分のせいではなく、植え付けられた罪悪感は、我慢していた感情とともに手放しましょう。

そして、自分に安心感の土台を築き、親と自分の境界線を引きましょう。

すると、自分の存在をしっかりと感じられるようになります。
不安ばかりだったのが、安心を感じながら自分の人生を生きられる変化につながります。

親のことを過剰に気にすることがなくなり、落ち着いて、ほどよい距離感で関わることができるようになります。

親から離れたいのに離れられなくて苦しい
自分が罪悪感を抱えているのかもわからない
人生は不安ばかりしか無い

そんな方も、心理セラピーで親子の関わりをしっかり見直すことで、これからの自分の生き方が選べるようになっていきますよ。

では、また~。