こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

自分の親は「毒親」と言われるような親だった。
親を憎んでいるし、恨んでいるし、嫌っている。

親と会えば、、、イライラする
何か言われる度に、、、ムカつく

「もうイヤだ!!もう、離れたい、関わりたくない」

なのに、一方で

親のために何かしてあげないといけない気がする
こんな自分は親不孝なのでは、、、?
いつまでも恨んでも仕方がない

もやもや
罪悪感
穏やかでいられない。

気づけば、結局、自分の心の中はいつも親のことで溢れている。

親から離れたくても離れられなくて苦しいーという方へ。

どうして離れられないのか。
どうしたら、本当に離れられるのか。
親から離れて自分の人生を生きるにはどうしたらいいのか、についてお話しします。

離れられない理由とは?

●イヤだと思っているのに、親に言われれば従ってしまう。
●離れたいのに、呼ばれれば駆けつけてしまう。
●もう思い出したくないのに、いつも頭から離れない。

それは、

 

親から離れて一人ぼっちになることを、
心の奥で怖れているからです。

そして、親に罪悪感を抱いているからです。

 

次のような親の言葉や態度に覚えがありませんか?
・あなたのために、私は我慢してるのよ
・あなたのためなのよ
・あなたがいるから離婚できなかった
・誰が育ててやったと思ってるんだ
・親に恥をかかせるのか
・おまえがダメだから叱るんだ
・あなたが大切だから言うのよ

幼い子どもには、親が、必要で、大切で、大好きです。

だから、こんなことを言われたりされると

自分が悪んだ
自分はダメな人間なんだ
育ててもらっているだけでもありがたい

と自分を責めます。

 

罪悪感とは、確かに自分は罰せられることをしたという罪の意識だけで無く
〇自分が悪いことをしたような
〇自分のせいのような
〇相手に申し訳ないと思うような
「ごめんなさい」という感覚のことを含んでいます。

親が、自分の正当性を誇示すれば、
子どもは悪者になるしかない

その「自分が悪い」感覚が、罪悪感です。

 

罪悪感あると、
親に怒りや悲しみを感じたとしても出せずに我慢します。

そして、親から離れることを怖れるようになります。

自分のことを後回しにして、
いつも親のことを中心に据えて、
親を優先するようになってしまいます(共依存)。

離れないことで得ているものがある

大きくなると、
親の言うことやることがおかしい、
自分の意思や幸せとは違うのでは?と違和感を抱き
一心同体でいることが苦しく
親から離れたいと思うようになります。

けれど、

親から離れなければ

衣食住は保証され
罪悪感を感じなくてもいい
孤独にならない
自分で考えたり決めたりしなくていい

など、得ているもの(メリット)がたくさんあります。

 

離れられない苦しさ

離れない安心

両方があるのです。

恐怖や罪悪感を手放す

このままでは、
いつまでも親に囚われ、
傷つき続け、
自分の人生を生きられないままです。

 

自分の人生を生きるためには

今の自分に不必要、不適合な恐怖や罪悪感の
根本を見つめ直し、
手放していくことが必要です。

 

親のことを過剰に気にすることがなくなり、
落ち着いて、ほどよい距離感で関わることができるようになります。

○親から離れたいのに離れられなくて苦しい
○自分が罪悪感を抱えているのかもわからない
○人生は不安ばかりしか無い

そんな方も、心理セラピーで
親子の関わりをしっかり見直すことで、
これからの自分の生き方が選べるようになっていきますよ。

では、また~。