こんにちは。
北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピー®という心理療法で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。

 

朝と夜には、すこーしずつ秋の気配を感じるようになりましたね。

まだまだ昼間は暑いですが、全国各地で集まったり、またSkypeなどの電話回線を使って、リトリーブサイコセラピーの熱気あふれる練習会が開かれています。

これは、プロのセラピストを目指す人も、セラピストは目指さなくても、自分に向き合うために続けている人もいて、とても活発で充実しています。
プロコース受講生は、最後のテストに向けての練習でもあります。

 

練習で経験を積むことと、失敗しながら、その失敗から学び、自分の今後に活かしていくことが重要。

これは、他のお仕事でも、何か上達したいこと、勉強でも、何においても大切ですね。

 

私も、いろいろ失敗やってます。

ある時のオープンセッションで…

クライアントさんに質問し、答えてもらう。

そのやり取りをしながら、どんどん進んで行くところなのに、この時は、まるでセッションの迷路で迷ったみたいに、同じところをグルグルしてしまった。

 

「あれ?さっきもここ通ったような…」みたいなー

 

具体的には、

クライアントさんの感情や感覚を拾いきれない、

見立てること、問題の根本を見極めることもあやふや…

質問を繰り返すが、どうもズルズル~、同じところをグルグル~

「すべってる!迷子になってる!」ということはわかる。

わかるから焦る。

焦るけど、立て直せないー。

 

「あ~~~。」( ノД`)…

 

 

さて、この時の私は、どうなっていたんでしょう?

 

緊張していた、集中力が無かった、など、考えられるけど、

まとめていうと、『セラピストの自分として、しっかりクライアントに向き合えていなかったから』。

つまり、基本の『セラピスト ステート』にしっかり立てていない。

 

どういうことかと言うと、最初に書いたように、受講生たちの練習会が多く行われていて、私は、オブザーバーとして参加する機会も多くなっている今日この頃。
そこでは、まずは練習する人が、セッションの手順を覚えられるように、ポイントを逃さないようになど、良かったところも改善点も見逃さないようにしっかり見て、伝えるように心がけている。

アドバイスする立場でセッションを見ていたこの感覚が抜けないままで、頭の中で「次は…」とか、「ちゃんと進めるには…」ということに気を取られていた。

つまり、クライアントに向き合うセラピストという状態でセッションに望めていなかった。

と後から気づいた。

リトリーブサイコセラピー®のセッションは、手順やセオリー通りに進むものではない。

その時々のクライアントさんを大切にするとは、どんな場面でも、セラピストの自分として、その時のベストを尽くして向き合うことだと思っているので、そのために『セラピストとして』という状態・立ち位置を忘れちゃいけない。

 

「『セラピストとして』が大切なんだよ」、と『セラピストとして』大切なことをたくさん知っていますよね。知識やアドバイスとしては何度も耳にするけれど、それを実感するのは、やはり自分が実体験した時。

もっと言うなら、それらが出来ずに、「セッションが失敗だった」とか、「もっといいセッションができたはずだ」とか、振り返りや反省をしたとき。

 

私も、いろんな方に言われました。いや、今も言われます。

「たくさんやって、たくさん失敗しなさい」と。

 

本当に、コレ、実感してます。

 

実践して、振り返って、反省して、勉強して、練習する。

そして、また実践。

何かを身に付けるため、向上するためには、誰にでも必要なことだと思います。

そして、練習とはいえども、セラピストとしてクライアントさんに向かうときには、『今、セラピストとして立っている』ことを大切に。

 

さあ、成長を目指し、どんどん練習して、実践していきましょう!

 

では、また~。

 

 

 

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