猛暑の話題が上がらない日はありませんね。

本当に暑い日が続いています。

体調には気を付けて、早めの水分・塩分補給を心がけましょうね。

 

こんにちは。
福岡・北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピー®という心理療法で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。

 

・いつも、誰かに振り回されている
・お母さんに過剰に反応する
(気にしすぎる、頼りすぎる、従順すぎる、抵抗しすぎる、無視しすぎる)
こちらも参考に⇒『愛し・愛されること』をあきらめた
・心理的に、または物理的(住居、金銭など)に自立できない
・子どもの反抗的態度に、異常に腹が立つ

こんな方は、反抗期をうまく卒業できていないのかもしれません。

『自分』という枠や軸を、持ち損ねているのかもしれませんね。

反抗期ってなんだよ

さて、わが家には、毎日、元気にイライラをぶつけてくる男子がおりまする。

反抗期なのですね~。

そもそも『反抗期』ってなんだよ、ってことです。

 

〈反抗期とは…〉の説明は、いろんなものに詳しく書いてあるので読んでみてくださいね。
(省略します(笑))

 

今日は、心理的・感覚的なことを書いてみたいと思います。
(産まれた後の「お母さん」は、養育者の代表として登場させてます)

お母さんのお腹の中の赤ちゃんは、まさに一心同体、母子一体という感覚。

・・・
「私とお母さんはいっしょ。私はお母さんで、お母さんは私♡」

おなかがすいたら自動で満たされる~
ここは、気持ちいい~
・・・

おギャーっと産まれたら、全くの母子一体ではない。

まだ、『自分』という感覚がないけど、自動では満たされないこと

ずっと心地よくはないことに気づき、

泣いたり、ぐずったりして、お母さんを呼ぶ。

・・・
泣いたらすぐにお母さんが来て、お世話して、満たしてくれる

この人といると安心、周りにも怖いことはない、安全だ
お母さんはすぐ近くにいて、ほぼ一緒だ
お母さんの様子をしっかり感じて、見ておこう
・・・

お母さんの対応の仕方や表情、態度に合わせて、自分の態度を決めることを

学び取ります。

 

2歳くらいになると、さらに気づいてくる。

・・・
「おや、『自分』と『お母さん』はどうやら別の人らしい」
でも、近くにいて、安心できるから、大丈夫~
自分って何だろう?何ができる?
・・・

今まで同じ枠を共有していたけれど、

「お母さん」の枠の中に、小さくうっすらと『自分』の枠ができる。

⇒この『自分』の確認作業が、人に言われたことは何でも
「イヤイヤ‼」「自分でやる!」のイヤイヤ期

でも、まだお母さんと同じ枠の中に居ることが安心の感覚

 

※ここで言う【枠】というのは、自分と他者を分ける境界線のことです。
その枠は、自分自身、生き方、考え方、感じ方、判断基準など
自分らしさで、自分を他者から守る自分のエネルギーで満たされている
とイメージしてくださいね。

 

13歳くらいになると、「自分とはー」という自我の確立、自立を目指して

『自分』の枠と「お母さん」の枠を強く意識するようになる。

お母さんの枠の中に居る『自分』を感じながら、

・・・
「お母さんの枠と自分の枠は違うな。
お母さんの枠は窮屈だ。出たい!!」と思いながら
「でも、まだ同じ枠が安心だな~」という思いも残っている。
・・・

子どもは、不安定な自分自身や、出ていく不安や、窮屈な思いでイライラするし、

「自分はこうだけど、お母さんはどうだろう?」って違いを確認するために

いろんなお試しを仕掛けるし、

時々「一緒だよね、言わなくてもわかってくれるよね」って態度もとる。

 

そんなこんなで、お母さんは、子どもの言動に振り回されるし

まだ、枠から「出したくない」って思いもあって抵抗もしたいし、

「お母さんもイライラするわー!」ってバトル勃発!!のパターンに陥りやすいのですね。

お母さんも、これまで一緒にいた子どもが、離れていくのはさみしい思いもあるし、
お母さんの考えの中に居た方が安心なのよ、本当に出ていけるの?という心配の思いが
あるので「出したくない」と抵抗します。

子どもは、お母さんの「出したくない」という思いに抵抗しながら、

『お母さんの枠』を出たい!と、出たくない!、を繰り返しながら、

【自立】に向けて、「自分とは」という『自分』の枠と

その中心にしっかりした軸を持つための時期が【反抗期】なのです。

・・・
「お母さん」と『自分』は違う人間。

お母さんは○○であっていいし、自分は□□でもいい。
・・・

その結果、『お母さんの枠』を出て、『自分の枠』を確立するのが

本当の【自立】です。
(物理的に家を出たから自立した、ということにはならないのですよー)

お母さんも、出したくない思いを持ちつつも、子どもの成長を喜び、

応援する気持ちで、子どもが自分だけの枠を持つことを喜びます。

お互いが、自分も相手も大切に思う気持ちです。

悩みを解決するヒント

◎「反抗期がない」まま、『自分』の枠を持たずに大人になった人は、
自分を守るものや自分の判断基準を持っていないので、他人に影響されやすく
振り回されやすいことが多いです。

◎お母さんに過剰に反応する人は、まだ、お母さんの枠の中から出て
いないのかもしれません。

反抗期はあったのにという人も、見せかけの反抗期=”反抗期もどき”だった
としたら、お母さんの枠を出たいと抵抗はしたけれど、本当に出て、
『自分』の枠を作ってはいないのかもしれません。

◎子どもの反抗的な態度に、異常にイラつくのは、自分の反抗が親に許されな
かったからかもしれません。
親に、自分の成長を喜んでもらってないのかもしれません。
また、お母さんの枠を出ることは、お母さんを見捨てることだ、という
間違った思い込みを持っているから、悲しくて許せないのかもしれません。

 

反抗期だけじゃなく、『自分』という枠は、産まれたときから

お母さんとの関係で少しずつ作られていくものです。

 

『自分』と他人との人間関係の悩みを解決するヒントがここに

あると思いませんか?

 

では、また~。

 

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