こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピーという心理療法で、お悩み解決・自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。

 

6月です。
これから雨が多い時期になっていきますね。
今年の雨はどんな風に降っていくのでしょうね。

私は毎年、今日はどこに干せば良い?外?中?と洗濯物の心配が多くなるのがいやですね~。

 

さて、今日は「自分らしさがわからない」「自分の人生を生きている感じがしない」をテーマにお話しします。

●どうしたい?と聞かれても答えられない
●自分の好きなことがわからない
●自分の感情と感覚がよくわからない
●何でも自分で選ぶのが怖い
●いつも周りの人に振り回されている
●忙しくて疲れているが、充実感や満足感がない

あなたも思い当たりませんか?

「自分らしさがわからない」
「自分の人生を生きている感じがしない」生き方とは?

私の話を少し、、、

私は、子育てに悩み、生きづらさを感じてリトリーブサイコセラピーに出会ったのですが、
そこで、自分に向き合う中で「私は死にたいと思ったことはない」と思っていました。

確かに、「死にたい」とは思っていなかったのですが

セラピストを目指し、もっと深く自分と向き合う中で気づきました。

 

『確かに、私は死にたいとは思ってなかった。

けど、生きていたいとも、生きててイイとも思っていなかった。

自分の人生って?何だろう??

今までどうやって生きてきたんだろう?』

 

毎日、自分をすべきことでいっぱいにして、
追われるように一生懸命に生きている感覚はあるものの、
自分の人生を生きている感覚がまるで無い。

自分の人生を生きるって意味がわからない

自分らしさって何?

自分は空っぽだ

「どうせ、いつか消えるんだし、そこそこで生きていられればいい」な感じがつきまとっていて、
地に足がついていなくて、
自分の軸がない、
ありのままの自分で生きていいとは感じられない。

自分には無い生きている感覚や、生きていて良いんだという感覚を得るために、
周りを気にしながら、自分を常に追い立てる生き方でした。

 

あなたにも、似たような感覚ありませんか?

 

 

現在、訴える悩みは様々でも、根底に同じような感覚を持つクライアントさんにたくさん出会います。

◎生きているけど、自分の人生を生きている感覚がしない
◎毎日、したいことは無いのに、すべきことは山ほど有る
◎いつも周りのことばかり気になって疲れている
◎漠然と生きていると感じている

これが続くって、わけが分からないこと、不安なこと、怖いことだと思うのです。

 

あなたが決めている「すべきこと」とは?

自分らしさがわからない人が、無意識に決めている「すべきこと」とは
・誰かを喜ばせること
・早くすること
・完璧にできること
・一生懸命に努力すること
・失敗しないこと    です。

 

これらの「すべきこと」を最優先するためには
自分の本当の気持ちと感覚、
したいこと・欲しいもの・して欲しいことなど自分の欲求を、無くさなければいけません。

だから「自分の感覚と感情を感じてはいけない」と思っています。

他にもたくさんの「してはいけないこと」ルールを作っていきます。

 

そうしているうちに、
どんどん自分の内面に関心が薄れ、自分がわからなくなっていきます。

 

そうなれば、何をしたいのかわからなくなるし、

たとえ、何かをしても満足や充実感も得られません。

そして

自分自身の内面に関心が無くて自分とつながっていない、自分がわからない状態では、
人にも関心が持てなかったり、人が怖いと思ってしまうので
表面的な関わりしかできず、本当には親しく人とつながれません。

人間関係にも問題がたくさん現れて、ますます、生きづらくなっていきます。

 

この問題の本質とは?

この問題の本質は
自分の人生を生きていないのなら、
じゃあ、「誰の人生を生きているの?」ってことです。

 

それは、、、

ほとんどの場合、
【親の人生】そのものを生きていたり、
【親のための人生】を生きています。

幼少期、あなたは

いつも自分の本当の気持ちを飲み込んで我慢していませんでしたか?

自分の欲しいものを欲しいと言えなかったのでは?

親の顔色をうかがっていませんでしたか?

親の価値感をそのまま受け入れていませんか?

 

ありのままの自分を出せず、親に従っていたならば

『ありのままの自分では生きられない恐怖がある』

『「自分」を生きたら死んでしまうような恐怖がある』のだと思います。

 

子どもは、その恐怖を避けて、少しでも安心して生きるための生き残り方法を選びます。

  • 親の機嫌を伺うため、親の要望に応え喜ばせるため、親に愛してもらうため、自分よりも親を優先する
  • 親の価値感、信念や生き方をそのまま取り込む

これが「自分の人生を生きない生き方」です。

たくさんの悲しみや恐怖や怒りを感じながらも、全部飲み込んで

生きるために「自分の人生を生きない生き方」を選ばざるを得なかったとも言えます。

 

解決のために

無意識に選んでいる生き方を認めて、これからの自分に必要な生き方を自分で選び直すことがとても大切です。

不安定な愛着問題や、トラウマが関係していることも考えられます。

丁寧に、自分の内面と向き合うことが必要ですね。

リトリーブサイコセラピーは、これからの自分のために『自分を取り戻す』セラピーです。

この生き方はもうイヤだ、じっくり取り組みたいという方は、ぜひ、ご相談ください。

 

これから先、どんな自分で、どんな風に生きていきたいか、考えてみてくださいね。

 

では、また~。