こんにちは。
福岡・北九州のリトリーブサイコセラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。

 

全国的に緊急事態宣言が解除され、新しい生活様式を取り入れながら、予防は続けましょう!
と言っていたら、私が住む北九州市では、第2波の入り口と言われる感染者増加が報じられています。
二十日以上感染者ゼロが続いていたのですが、やはり、油断は禁物ということですね。
気をつけて過ごしたいと思っています。
みなさんも、3密を避け、マスク、手洗いなどできることを続けてくださいね。

 

 

親は子どもが何か困っているとき、子どもを心配することは、当然、よくあることだと思います。

子どもを気にかけて見ていて、子どもが何に困って、助けが必要ならば、すぐに駆けつける。
親ができる範囲の協力を惜しまない。
いつでも、親を頼っていいんだよというメッセージを送り、それに安定して応えることができる。

時には、子どもの頑張りを信じて、子どもに任せ、見守る・応援する。
頑張ったことに対して、しっかり認める。

 

けれど、
いつも、何でも、次から次に心配になって、
子どもが求めるよりも先に、子どもが求める解決と違うものでも、解決を探さずにいられない、、、
ということであれば話は別です。

そのような親に対する今日のタイトル
「子どもを心配して問題解決する親は子どもを安心させられるのか?」です。

そして、答えは、「いいえ」ですね~。(答え早いですね(笑))

子どもは安心できませんし、付け加えるなら、親も安心できません。
安心は一瞬だけですね。

最後まで読んでもらえれば、本当に安心を得るということはどういうことなのか、がわかると思います。

不必要な心配をしなくなり、自分も子どもも安心することができれば、ゆっくり落ち着いた気持ちで居られると思いますよ。

子どものことが心配で不安なのは、自分が不安だから

あなたは、子どものこと、アレコレ何でも心配な親ではありませんか?

子どもが生まれてからというもの(それ以前からかもしれませんね)、
ミルクを飲む量や回数、睡眠、成長、発達、健康、病気、トイレットトレーニング、発語、友達関係、成績、生活習慣、ゲーム時間、お小遣い、反抗期、恋愛、就職、結婚、、、、、
いつも子どもの何かが心配。

きっとその度に、ネット情報、ママ友、親、発育相談、育児書などで、見たり聞いたりして、答えをもらって、その心配を解決してきたことでしょう。

 

子どもに向かって
「親を心配させるようなことはするな!」と口酸っぱく言い聞かせているでしょうか?

それでも、心配で不安、ですよね?

自分へと意識を向けてみると、いつも自分は不安を感じている のではないですか?

心配が解決したその時だけ、ほっと安心する。
けど、その後すぐに別の気になることが見つかり、心配で不安になる。

安心の感覚をゆっくり味わったことが無い、と言うこともできますね。

 

自分自身が不安を強く感じる人は、無意識に他人の中に不安要素を探して反応してしまいます。

この場合は、自分が不安なので、子どものことの心配で不安なことに目が行って、口を出し手を出し、解決せずにはいられない、ということが起こっているのです。

子どもは親の生き方のクセを取り入れる

いつも不安な親に心配され、解決されていくことを、このまま続けていくと

子どもは、親を心配させないように振る舞わなければいけなくなります。
親を安心させる役割を担うのです。

例えば、親の言うことをきく、自分の自由にはしないということです。
一時、グズる、泣く、渋るということはあっても、結果的にはそうするのは、同じですよ。

子どもは、いつも親の様子を気にしていて、自分の安心の感覚を体験することができず不安を抱えて、自分で考える・選択する・行動する・責任を取る力が育たないまま、年を取ることになります。
これでは、自分の人生を生きることが、不安ばかりになりますよね。

だから、タイトルの質問の答えは、「いいえ」なのです。

子どもは、親の生き方のクセを自分の生き方として取り入れます。

このような親の生き方とは
・安心を感じないことが普通の状態だが、不安だと自分の存在が薄くなるようで怖くて落ち着かない
・不安が無ければ、安心は得られないという思い込みを持つ
(不安があって解決することで始めて安心を感じられる)
・不安があれば、不安を消すために頑張れる(生きるエネルギーが湧く)
・不安な人を助けてあげられる
・失敗を怖れる
・自分で責任を持って考えて選択して行動できない(誰かに答えや指示をもらいたい)

つまり、
不安でいることはとても怖くて嫌だけど、
不安でいれば頑張れて自己存在価値が感じられるので安心することも怖くて嫌という、
不安に縛られた生き方です。

安心の感覚とは?

さて、子どものことがアレコレ心配で…と悩む親にとって、本当の解決とは、どういうことなのでしょう?

それは、安心の感覚を知り、いつも自分が安心していられることではないでしょうか。

例え不安や心配事があっても、何とかなる、何とかできる、自分自身は大丈夫なんだ、という感覚です。(感覚なので、人それぞれに表現は違うかもしれませんが)
そして、答えや指示を貰うためじゃなく、誰かを頼ってもいいんだ、という人とのつながりを感じられることです。

解決のために

子どもが親の生き方のクセを取り入れると書いたように、あなたも、あなたの親の生き方を取り込んでしまったのかもしれません。

そうならば、幼い頃の親との関わりをじっくりと見直すことが必要です。

その中での、自分が飲み込んだり、押さえ込んだ感情や、心の傷(トラウマ)や、不安定な愛着形成など根本の問題を扱うことで、安心と安全の感覚を体感していくことができますよ。

この安心の感覚が得られれば、子どものことを必要以上に心配して、解決してあげなければいけないと焦ることが自然と減っていきます。
子どもの話や態度をじっくり見聞きし、必要なときに必要な手助けが出来るようにもなるでしょう。

つまり、、、最初に書きましたね(^_^)。

子どもを気にかけて見ていて、子どもが何に困って、助けが必要ならば、すぐに駆けつける。
親ができる範囲の協力を惜しまない。
いつでも、親を頼っていいんだよというメッセージを送り、それに安定して応えることができる。

時には、子どもの頑張りを信じて、子どもに任せ、見守る・応援する。
頑張ったことに対して、しっかり認める。

このように、親自身が安心を感じていて、ゆったりしっかりした親子の関わりを持てると、子どもも安心感を持って過ごすことができるようになりますよ。

では、また~。